投稿日: 10月 09, 2016

EAMES HOUSE CA.

カテゴリー: Liberal Arts

5年前にEames Houseを訪ねました。
最ものリスペクトの対象であり、このご夫婦の生きざまは素敵です。
私には最終的に住宅が一番の興味の対象なのかもしれません。
その中のさらにキッチンとテーブルの上、食卓の一食を丁寧にするための暮らしの在り方とスタイル。
それを突き詰めて行きたいと思っています、一つのスタイルだけにこだわらず。

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歴史の遺跡であるはずなのですが、この当時は家のすぐ近くにこのサインのみでした、さすがです。引き算ですね、なんでも。それこそディテールが際立つってものです。

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まぁ、どきどきしながら歩いてきたら、あのレッド&ブルーはまぎれもなく、ずーと本で何回も見た、チャールズ&レイ・イームズの居所だったところ。出張中に亡くなったチャールズ、その10年後のまったく同じ日に亡くなったレイ、とても仲がよく、ユーモアあふれるクリエイティブを二人で創出し、世界に今も影響与えている。「最も重要な他者」の関係を生涯に渡って築きあげて行った。あまりにも素敵な場所であり、空間でありました。

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有名なイージーチェアとオットマン、住居の中は撮影できない。

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サンタモニカの海岸線の丘の上にある、景色は抜群だが木に覆われていて直接は見えないがそれがまた。

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本とか取材で見る光景はこれ、ブルーの下が正面入り口で、すぐ二階に上がる螺旋階段がありました。
滞在した1時間半ほどはもううなりっぱなしの、興奮状態、ずっと来たかったところで、まさか来れてしかも見ることができて、そして説明付きだったというありえないこと。

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建物の案内と説明をしてくれたエリック、ボランティアでした。

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私達のお店のビッツゥの什器もそうですが、スチールでありプレハブであるということが惹きつける、今建てるにはデザインイメージを加味しながら、時代にあった設計ができます、素材からあらゆることがですね。
もともとはCSH(CASE STUDY HOUSE)の♯8/1949年建築、「雑誌・Arts & Architectureのスポンサードで実施の実験的住宅建築プログラムでそのほとんどは西海岸・ロサンゼルスで28棟作られた」での登録です、アメリカといえど戦後の物資が不足し、ベビーブームが起こった時代の新しい住居提案だったわけです、工場でつくる家、つまりプレハブ、その考えをうまく具現化し、作っているのが、今の日本の大手ハウスメーカー、CSHは大きな影響を与え続けていますね。

PHOTO:MWL STORE 、EAMES HOUSE にて撮影。

投稿日: 10月 07, 2016

木地処さとうの伝統こけし。

カテゴリー: お取り扱い商品

轆轤(ろくろ)を廻して作るこけし、作り手を工人(こうじん)と呼びます。東北の民芸品、伝統こけしには11の系統があります、佐藤さんのところは弥治郎系の流れ、宮城県白石市の弥治郎村というところが発祥、今は10人ほどしか作り手はおられない。さとうさんは福島県いわき市で製作されています。なんと言っても、時間がかかる、熟練と感性が一つに凝縮される、必ず作った人の名前が入っています、工人と呼ばれるゆえん。佐藤家の次男、4代目佐藤裕介さんが作った、グラデーションこけし、新しさの中にも弥治郎系伝統のベレー帽のようなラインが特徴になっています、やさしい表情が魅力。小さなこけしに作り手のすべてが注がれる、木選びから絵付けまで、ものづくりのすべての工程を一人でするというところに、その魅力があります。大事にしたい日本人の心、東北を代表する工芸品。日本人の心の拠り所、一家に一つはこけしを。

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集中する、裕介さん。

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東北のこけし、11系統の全容。
作り手、担い手が減少し続けるこけし工人、その中で家族全員が作り手である、さとうさんのところはとても珍しく、家族で脈々と受け継ぐ伝統、そこにさとうさんのこけしの魅力があります。

PHOTO:MWL STOREが木地処さとうの工房で撮影
FOLK ART HAND and MADE WITH LOVE

投稿日: 10月 07, 2016

イサム・ノグチのモエレ沼公園。

カテゴリー: Liberal Arts

昔、とは言っても10年少しでしょうか、北海道全体を走破という計画をしてとりあえず4年連続4つぐらいにわけてタンデムでバイクツーリングしていました。夏休みの恒例で7月の下旬を限定して、北海道の緑が一番美しい時期に行く!と、ですね、北や東に行くと7月と言えど、北海道は南の人にとっての突然の冬が、しかもバイクで一日何百キロも走ると、夏になっていた体感にはその冬な寒さ、雨や嵐が突然一日に何回も来ることに、こたえたものでした、自然が厳しくてあたりまえの北海道。網走の「やまね工房」さんの道産子の動物たちへの思いもこの頃のものなのでしょう。稚内から渡るフェリーから見た、利尻・礼文のロシアな風景もとても印象に残っています。

で、もって、札幌モエレ沼公園、基本設計イサム・ノグチ、日本で一番好きな公園、色々なインスピレーションがもらえるパワースポットです、 その頃のアーカイブスから。青一の草月流の草月会館の「天国」もすごいですけれども、丹下さんとイサムさんの共作で、あそこもやはり石と硝子と金属のモダンな表情はとんでもない。そしてモエレ沼公園、世界に誇れるもの。自動販売機はイサムさんの意思により無いし、駐車場も極力遠ざけているし、ありがちな目を覆いたくなるようなサインのたぐいもまずありません。

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ルーブルのあれにヒントを得ています、ルーブルよりこっちの方が素敵ですこれは正面玄関から見たところ。

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ガラスのピラミッド内部、系統的造形美。

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香川県から来ている石、大阪城築城などにも使われたもの、庵治石(あじいし)とかも入っているんでしょう、さび石っていう部分が。私はこの石が好きで。。。いつか使いたい対象。

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香川県の石、日本で一番美しい花崗岩を産出するところでもありますが、もっとそれを生かして、こういう風に使って欲しい、住宅とか公共施設にも、もっともっとね。自然を生かしたいもの。 日本にはいいものがまだまだいっぱいあります。

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オゼキのランプ、こういう空間で見るとまた格別です。イサムのデザインです、ま、はるかの昔から好きでMWL STOREにもおきたいとずっと思っているのですが、、どれにしようかと悩んで早一年、まだ決めかねています、とても大事な要素であるだけに。このオゼキさんもまた中部日本の秀逸ですよ。

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標高62mのモエレ山

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その上からの眺め、札幌全体も見渡せる、この日は風が強くて気持ちよかった。
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左アクアプラザ、中央にテトラマウンド、右の丘がプレイマウンテン 素晴らしい配置。

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モエレ沼公園で好きなポイント オブ ビューって聞かれると私はここです、木の植え込みからプレイマウンテンを見るところ、美しい、グランドオープンして10年以上だけれど、イサムさんが言っていたようにまだまだ、自然との一体感があと10年20年かかって本物になるのでしょう、人の手が少し、ほんの少し入って維持されながら、日本の素晴らしい財産ですね。北海道だから、ならでは、出来たものですね。美しいものが美しい。

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POHOTO:MWL STORE ARCHIVES

投稿日: 10月 06, 2016

立原正秋(たちはら まさあき)

カテゴリー: Liberal Arts

20年前に発行されていた「太陽」という雑誌、当時のどんな雑誌よりも私には洒落ていて。立原正秋の存在はテレビドラマなどの脚本で知ってはいたものの、その小説の作風とは異なる、器と食にこだわりきった、男っぽい生き様は20年前の私に少なからぬ影響を与えていました。自分の中の器と食に対する考えはこの人の影響を受け、固まっていったし、それが基本となっています。立原正秋、鎌倉、器、魚、静なる佇まいのある暮らしは、鎌倉でなければならなかった、最後の鎌倉文士と言われたゆえんでありました。

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着流しに「さかな」一見不自然なように見えるが、おそらくこのままの人だったのだろう。何かで貰うか買うかでひょいと持ち帰ったというような。。。

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今も心に残る言葉
「私に焼物を見る目があるわけではない。ただ、物事には最低の基準というものがあり、それが見えれば、私は対象を認めることにしている、といっただけの話である。」

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終(つい)の暮らしを鎌倉・梶原山の高みに「東ヶ谷山房」と名付けた住まいを建て過ごした。
鎌倉文士が文士らしく生きた最後の人。

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料理と器、池波正太郎さんの食に対する思い、小説の作風も好きですが、立原さんは自ら料理を作って、自からの美の世界の器を使って盛って食べたという、美観の極致まで到達した人、そこが惹きつける要素。

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この五目飯など、なんともまあ、うまそうでは。。。

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モノのあはれ、佇まいの美しさと食のあり方、何がどう良いのか、無知な自分を導いてくれた。

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結局、立原さんが歩いた後をトレースしているとも言える。何を思い何を見つけていたのだろうかと思いをめぐらして。

PHOTO:雑誌・太陽、他。

投稿日: 10月 05, 2016

京都慕情・武田カオリ

カテゴリー: Liberal Arts

しばらく京都もの追いかけます。
残念なことに、販売の音源化はされていず、今の所予定も無いみたいです。貴重にもどなたかがテレビ音源から録音し、アップされているようです。ドラマの一番最後の美しい場面で毎回流れます。昔の歌ですが、最新の演奏技術と演奏スタイル、真に歌の上手い歌い手さんが歌うと、これだけ輝くというお手本。京の街並みがよぎる詞もいいですね、なかなか書けません。
「京都人の密かな愉しみ」11月にやっと新編が放映されるようです。知られていませんが素敵な賞をとった番組です。今年の「第32回ATP賞」グランプリですね、ATPとは、テレビ番組の質的向上を図ることによって、放送文化の発展と国民の文化的生活の向上に寄与することを目的としている団体。

投稿日: 10月 05, 2016

沖縄の焼物「やちむん」

カテゴリー: お取り扱い商品

やっと涼しくなり始めました。9月は処によっては晴れた日が二日しかなかったとか、あらためて自然というのはすごいですね。
さて、涼しくなってくると、どうも大らかでほっこりした、暖かみが欲しくなってまいります。
沖縄のやちむんが少し入ってまいりました、形や柄、質感なども自分たちが好きなものを、かなり厳選してきたつもりです。
明日木曜日から店頭に並びます。
いい器にのると、必ずご飯は美味しいですよ、一食を大事に丁寧にいただきたいものです。

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投稿日: 10月 02, 2016

美しい、泉涌寺。

カテゴリー: Liberal Arts

京都にはたくさんの美しいお寺があります、そのお寺の中でも特別に美しいお寺。これは2年前の夏のこと。
泉涌寺(せんにゅうじ)日本で唯一の皇室の菩提寺、御寺(みてら)です。境内の一角から清水が涌きでたことから泉涌寺とされる。戦後までは一般人の立ち入りは出来ませんでした、そういう意味で今も貴重です。
紅葉で人が出る時期の直前、これからの2週間がゆっくりと堪能できます。別院・塔頭(たっちゅう)の雲龍院まで含めてとても美しい。美しいものが美しいです。

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全山への入り口、緩やかな坂ですが、ここからかなり歩きます。

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境内への入り口、大門(重要文化財)。入ってすぐ左の楊貴妃観音堂のご利益は「美人祈願」日本一美しい観音像という言われからです。

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大門から仏殿を望む、あえて正面に据えず右に寄せています、日本的な意識と美意識の根源。

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緩やかに下っているのも同様の意図があります。

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日本的寺院建築の中でも特別に美しい仏殿(重要文化財)。

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何も申し上げることはありません。

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松の美しさが際立っています。

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別院の雲龍院、「走り大黒天」がおられることで有名で、目の前で見れます。

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PHOTO:MWL STORE 御寺泉涌寺、別院雲龍院にて。

投稿日: 10月 01, 2016

剣菱。

カテゴリー: おいしい

先日の戸田竹芸店さんのカゴのお話に関連した、周辺エリアの深堀話をします。場所は兵庫県神戸市の六甲山を越えた裏手の話。山田錦です。

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阪神間モダニズムの中核を成した、豊かな灘五郷の醸造家たち。
灘五郷とは今津郷、西宮郷、魚崎郷、御影郷、西郷、の神戸阪神に渡る酒造地であり、近代清酒醸造の技術を確立したエリアで日本酒のメッカと呼ばれています。神戸阪神の豊かな文化の背景には全国に酒を売り、豊かになった醸造家たちが文化的に与えた影響が大きいと言われます。そんな優れた酒が多い灘五郷の酒の中でも私は「剣菱」に特別な感情があります、記憶に残っているのはその端正なラベルでありました、酒のラベルというのはコテコテの漢字のものが多い、とくにその時代、今でこそ多様性がありますが、私が育った当時の日本酒のラベル、酒を飲まない年齢なのに、そのラベルデザインの記憶だけがやけに残っていました、なんかカッコイイなぁです。剣菱酒造はなんと500年の歴史がある酒です、古いスコッチウィスキーの蒸留所ですら1700年代後期だから、これはすごい、司馬遼太郎さんの小説「竜馬がゆく」その中にも酒のブランド名であるはずの「剣菱」が出てくる場面があります、小説を読んでいて、見逃さずに気づいた、父の晩酌からの記憶です、あっ、父が飲んでる酒だと、父の口癖は「酒は剣菱」でした。500年の歴史はとてつもなく長い、だから、あろうことか広辞苑で剣菱と引くと、他の意味とともに酒の名前として出てくる、これは他にないエピソードでもあります。
剣菱はもともとの出は「丹醸」の酒、つまり伊丹で醸造した酒で、その丹醸という言葉だけで高品質を意味していた時代があり、その名残りで丹醸という言葉が今も残っています。
「山田錦」神戸の北の背景で作られる最も酒に適した米と言われています、山田錦種の酒米の全国生産の8割を兵庫、神戸、播州エリアが占めています、なぜ「山田錦」なのか、それは今も全国酒品評会において安定的に上位入賞するのが、山田錦を使った酒であるからです。なぜ山田錦かの二番目の理由は六甲山系から流れ落ちる伏流水にあると言われています。灘の酒が美味い理由の2、わずか、500メートル四方にだけ湧く「宮水」。語源は西宮の水、やはりこれも六甲山系から降りた水が御影石などの花崗岩層や海に近い西宮の貝殻層で濾過され、
微妙な塩分と混じり、リンの含有量が多く、鉄分が少ない、酒に合う高度の硬水が誕生していて、奇跡の水と呼ばれる、これも山田錦と同様に宮水使用の酒が品評会において高い成績を収めたものが背景となっています。「山田錦」「宮水」は灘五郷における美味い酒の一つの構成要素となっていったわけです。
そして丹波杜氏の存在、「灘のお酒はどなたがつくる、おらが自慢の丹波杜氏」とも言われ、伝統製法の背景には丹波の酒造り伝承の高い杜氏の技術がありました。
「剣菱」はそのキレから男の酒と呼ばれています。
阪神間モダニズムをつくる日本酒醸造、日本酒は文化であります。
「播州米に宮水、丹波杜氏に六甲颪(ろっこうおろし)、男酒の灘の生一本」

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PHOTO:剣菱酒造株式会社より引用

投稿日: 9月 30, 2016

「出雲の国」の西製茶所のお茶。

カテゴリー: おいしい, お取り扱い商品

西製茶所のお茶の話。
神話の国、出雲らしいお茶作りを続ける西製茶所。その考え方には、中国においてお茶の文化を初めて体系化した唐の「陸羽」のことば「野なるものを上とし、園なるものをこれに次ぐ」つまり、野生の茶が上であり畑の茶はこれに次ぐ、この言葉が西製茶所のお茶作りの根幹に影響しています。起源としてのお茶は薬として始まっていて、そのお茶は肥培管理されたものでもありませんし、化学的に合成されたものは使用されていませんでした。「自然の摂理に委ね茶樹本来の生命力を引き出す事を何より大切に考えてお茶作りに励んでいます。」人工的な多肥栽培にはない、さわやかな風味と野性味を有し、生命力あふれるお茶作り、それらを基本としています、それが西製茶所のお茶です。
私たちMWL STOREがお茶の取り扱いを始めるきっかけになったのは、出雲に出かける他の用事があり、その折に茶畑や生産者さまとの、ある種奇跡的な出会いがあって、この素晴らしいお茶を遠く離れた横浜の地で紹介させていただきたいと思い至ったのでした。全く業種の異なる人によって、またその方も意図もしない話の脈絡の中で、あの親子が作るお茶なら間違いはありませんよという、その当時まだ当然ながらお茶を販売するわけでも予定でもなく、そのお話を聞いているわけで、ほんとうに細い線と縁で最初は繋がった出会いでした。真面目なもの作りを伝える役目それは私たちにあります。
やごからとんぼ、てんとう虫、あいがもを大事にする環境が好きですね。
これらすべて含めて「出雲の国」らしい、「ご縁」がすべてを導いてくれたように思っています。

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山吹:80g 700円
原料は清澄な出雲地方で栽培された上質な一番摘みの茶葉のみを使用しています。浅蒸し製法を採用し比較的低温でじっくり仕上げていますので、原葉の風味がそのまま生きています。お湯を注ぐと澄んだ山吹色に、毎日飲める、すっと体にしみ込んでくるような素直な味わいが特徴です。野生の生命力を大切にしたお茶作りをしています。

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特上玄米茶:80g 420円
「香り高いちょっと贅沢な玄米茶」玄米茶の半分を占める玄米にもこだわっています。お湯を注いだ瞬間にパッと香りが拡がる炒り玄米は、出雲地方産のあいがも農法で栽培されたコシヒカリです。 香ばしい風味に負けないしっかりとした味わいの茶葉は、清澄な出雲地方で栽培された一番摘み茶葉です。質の高い玄米と茶葉が生み出す贅沢な香りをお楽しみください。

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茎茶:80g 500円
「一番摘みくき茶」出雲地方産の一番摘み茶葉の茎の部分を選別したものです。茎だけではなく上質な茶葉もブレンドしており、茎独特の甘く豊かな香りと茶葉の味わいを楽しんでいただけます。
製造工程では過度な乾燥や火入れをせずに比較的低温で時間をかけて仕上げてありますので原料の風味が生かされています。豊かな味わいを持つ、お茶通好みの味わいに仕上げました。リラックスしたい時にもおすすめのお茶です。

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茎ほうじ茶:80g 400円
「一番摘み茎ほうじ茶」一番摘みの茎を丁寧に自家焙煎しています、香ばしくてすっきりした味わいと、ほのかな甘みを楽しめます。

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出雲国の紅茶:ティーバッグ 15袋 400円
1971年の紅茶の輸入自由化によりそれまで生産されていた国産紅茶はほとんど市場から姿を消していますが、西製茶所では1985年より作り続けている希少な国産紅茶です。苦渋味の少ない、ストレートで飲むまろやかな味わいが特徴です。生産者の顔が見える製品です。

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べにふうき紅茶:ティーバッグ 15袋 570円
出雲地方で栽培している「べにふうき」を原料としています。べにふうき(紅富貴)とは明治時代にインドより持ち帰られた種子を品種改良しダージリンと交配し日本独自の風味の茶樹とした品種の名称です、1993年に登録されています。西製茶所では1998年から栽培を開始して、試行錯誤の上製品化されています。紅茶らしいしっかりとしたタンニン質と高い香気を持っています。やや苦みも感じられるものの日本的な柔さもあり、香気とのバランスが良い国産紅茶です。お砂糖を加えたり、ミルクティーにするのがおすすめの葉っぱまで国産の紅茶です。