千葉光広

千葉光広さんの急須の特徴は美しい曲線にあります。おそらくご本人もその曲線にこだわられていると思います。テーブルの上やお盆の上に置いた時の球体というのはどういうわけか、和むような感じがしてしまいます。だから、どうしても急須の多様性を見た時に千葉さんの作品群は外せない。特徴あるものとして、お気に入りの急須として必ず候補に上がってくるのです。素材感、色、形、どれも念入りに考察された結果がデザインとして上がってきているからですよね、きっとね。

安定した情景、美味しくお茶をいただく傍らにあるべき急須の形であると言える
カメラのピンを穴のあたりに当ててます、ミリ単位でピンが来るNIKONさすがです。一眼レフ。こちらの目がファインダーの画像に追いつかない
土の表面の手触りとか表情がとても好きですね千葉さんのは。多分ずっとそう
もうね、急須愛にはまってますから、止まらないのです。自分用のコレクションがどんどん増えて私物になる
こういう特徴だって、愛らしくなる。人間だから。。。
茶漉しも本物、これ大変ですよ作るの。いいお茶を丁寧に淹れてあげます、必ず美味しいから
千葉さんの湯呑みは形いいのが多い
銘作ですよこれは。
千葉光広、渾身の、白の後ろ手
この急須展をやる前に陶房もお訪ねしています。色々とお話をおうかがいしました。
当然、作風が気になるから、好きだから、興味を持つ、訪ねる、話を聞く、そしてまた好きになる、そういうものだけを店頭に持ってきていますから、だから厳選という。
陶器を作るって、大変なのですよ、ほんと
その創造性や直向きな姿勢を、少しでも僕らが表現することができて、エンドユーザーの方の手元に届けることが出来たらと思います。使っていただきたいです、作家の急須を。