うちの什器、VITSOE 。バウハウスの影響を受けた、昔、昔の髭剃りのブラウン社の実質的なクリエイティヴ・ディレクターだった、ディーター・ラムスさんのデザイン今年91歳になられる。90年代に行っていたミラノ・サローネの帰りに立ち寄ったロンドンでVITSOEを見つけ、歓喜した。それにはインターリュプケと言うドイツのシステムファニチャーに影響を受けていた土壌が自分にはあったから、すんなりとVITSOEを理解した。いつかはVITSOEと思っていた。
最近改めて勉強し直した「柳宗理」とディーター・ラムスはデザイン界、合理性の巨人である。柳宗理は根本的に再評価の時代。
今月号のポパイで2ショット見つけた、日本にもこれから流行するだろう、若い人たちから炎が上がるだろう、それは欧米の必ずかっこいい人たちが使い始めているから。必ずかっこいいから。什器はVITSOE以外はありえん、と思って始まっているMWL まずこの什器をどう置くか?で内装始めた、置く作品(うちの店にあるのは食を含めて全ては作品)をこだわっているのに、什器をこだわらずにどうする、と叫んだ。これからも普遍、不変、どうなっても変わらない。VITSOEにはイギリスの生産でありながら、ドイツのビジネスモデルがある、つまり生産性が高い。これまた一万字になるからやめておく。
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インテリアも、うつわも、食も、おろそかにはでけへんな。人生の後半戦は40から。そこからはここ。という自分の感想。