
3月 01, 2024
Early spring with TEMBEA

この方、日本語がとてもお上手ですが、完全にフランス人です。フランス好きの日本人にとても有益な情報をもたらしていただけます。
コンストラクションとディテール
北海道産の美しい「山桜の原木」を使い、細部にこだわる丁寧な仕事で時間をかけながら仕上げています。
この山桜が育つのに過ごした、北海道の四季の年月の年輪に思いを馳せながら、同じような永い年月をお手もとで過ごしていもらいたい。育てる感覚で経年が流れるよう。
そのような作家の作品です。都会の建築コンシャスな作家ならではの作品です。
日本人にとって、美しい「桜の木」は別格なものです。
春よ来い
東京と京都の最高学府にしか出来ないことってのはあるんだ。
これはもう一度やって欲しい、お願いします。聞き逃しとるがな。
右手に急須、左手に煎茶。
身近にある煎茶一番。
残りわずかとなりました。現代絵付けは九谷焼。
北陸新幹線小松駅3月16日開業。
ながい間さがしていたものを見つけたときのうれしさ、ひと目見た瞬間、気に入ってしまったもの。思わず手に入れて、自分の身のまわりに置くと、うれしさはともかく、急に身辺が豊かになったような充実感を覚えるのです。
そんな品々で生活を埋めてみたい。どの一つをとってみても、自分の目を通して、納得し、心を通じ合ったものでありたい。このことは、人と物とのつき合いでありながら、実は、人と人とのつき合いにも似た真剣なことでもあるのです。
ものが豊富に出まわり、ほとんど不便を感ずることはないと思います。その上、新しいものがつぎつぎと現われて、むしろ追われている感じすらする昨今です。
そこに、新しさということはもちろん、だいじなことですが、用だけ果たせば、すぐ交替というのでは、あわただしく、なぜか味気ない気がするのです。
もし、ほんとうによいものであったら、簡単に傷んだり、飽きがくるといったことはないはずで、むしろ、すこしぐらい傷んできても、新しいものと替える気にもなれないというのがほんとうでしょう。
飽きのこないよさ、時代を越えて通用するよさ、それこそ、ほんとうに「美しい品」というものでしょう。私どもの身のまわりから、そういうものを選び出し、よいもの、美しい品を見ていく一つの目安をと思っていただけたら、とても嬉しい、幸いです。
気に入ったものを、じっくりと使っていく。豊かさとは、こういうことなのではないでしょうかと、思いながら日々を過ごしていきたいなと。