投稿日: 3月 24, 2022

田中俊介 叩き出し

カテゴリー: アルチザンな人たち

A-1・20cm 銅・両手鍋 ふたば

受注商品ですので時間をいただくことになります。 サイズ:ボデイ直径・約200mm 鍋部の口径・約183mm 両手のつまみの端まで・約270mm 蓋の直径・約178mm 蓋の高さ・約90mm 全体の高さ・約195mm 素材:銅

価格70,400円(税込)受注商品

投稿日: 3月 24, 2022

常滑・藻掛け・谷川仁

カテゴリー: アルチザンな人たち

アートな急須を代表する谷川仁の藻掛け急須、金糸にみえる焼き上がり。詳細をさらっと美しく仕上げている、技術。熟練だけでは生まれてこない。センス、つまり芸術性がいる、茶器の中でもそれは急須だけが持つ、美味しいお茶を、非日常の茶、でなくて、日常のお茶、としての煎茶を美味しく淹れるためのもの。お茶の美味しさは日本人の体内DNAに誰しもが持つはずで、それを目覚めさせるのが、類稀な急須の存在、常滑の谷川仁、藻掛け急須の天才。13,200円

実に美しい、意識した底面、出会って欲しい、本物の創作、それを丁寧に使って欲しい。
茶漉しの穴も手造りだ、なんという距離感だ
常滑が伝承する技術とクリエイティブ
美しい藻掛けの表情なのだ

投稿日: 3月 13, 2022

小北條の美しい象嵌

カテゴリー: アルチザンな人たち

伝統を背負う人がいる。歴史ある産地に生まれ、生まれた時からその宿命にある。伝統に向き合うには、ただひたすら、創るという日々を過ごすこと。幼いころからその傍にいたはずで、それを見ていただろう。いつも何かを説明され、教えられるわけでもなくて、ただ居るという時もあっただろう。しかし、その時間が重要なのだ、伝統を背負うとは、いきなりではなくて、傍観している時代がとても大切なのではないかなと思う、芸術だけには限らなくて、経営にも、老舗の規模を問わずに存在するだろう。

この小さな急須の細かなところをじっと見つめていると、そう思うのである。丁寧な詳細の存在がある。なんと美しいのだろうと。ここまで来るにはとても時間がかかっているし、またこれを創るにも時間がかかっている。私はこの急須を見ていてそう思う。お茶を淹れる道具なのだが、決定的なものが存在している。

ものづくりには、社会を見ていることが大切で、その、それ以外を経験している美的感覚はだれにでも、最初から備わっているものでもなくて、経験を通じて育つ美的な感覚のあることを、私はこの急須を見て、思って、知っています。それはいつも謙虚さと共にある。

花をモチーフにした模様、象嵌急須、一つの象嵌の蓋を創るのに3~4種類の道具を使います。幸せなティータイムの象徴として、時間を過ごすためのものです。花をモチーフにした象嵌の模様が一番多いです。13,200円

手のひらにのせると、その美しさに圧倒される。
とても奇麗なのだ。ずっと見ていられる。
手元と口元が好きなのだ。
この茶漉しのカタチは一つ一つ手で空けていることの証明。柔らかい粘土を固めつつ、施す、穴と穴との距離は小さいく短い。なんということだろう。それを知ってしまうと、それが創られている時間に想いを馳せてしまうのだ。
どの角度からも美しいのだ。
付け根である。口先のキレである。

投稿日: 3月 12, 2022

マイケル・テイラー

カテゴリー: アルチザンな人たち
釉薬の名手・マイケル・テイラー 
ヨーロッパの戦時下、欧州からの輸入品の状況は悪化を辿ります。価格もこれからは上がって行くことになります。あらゆるものにコストがかかりすぎることになってしまっています。今あるものは今のうちに。
Made in Englandの本格的薪窯が出す釉薬の多様性の宇宙は貴重品。今ならいくつかあります。