投稿日: 4月 08, 2021

工芸の道

カテゴリー: アルチザンな人たち, リスペクト

田中俊介さんのミルクパンが再入荷しました。個体差がありますが、おおむね同じものです、現物そのものの今朝の写真もアップしておきます。一つのみです。この後の入荷の予定はおよそ3ヶ月後ぐらいになります。作られる数も数個です。とても時間がかかります。詳細が完全に工芸していますね。日常的工芸品、使うほどに好きになる自分のための道具。作家の意思がこもります。参考に前回のアップを引用しておきます。価格:28,600円(税込)

日本人はどうして「道」が好きなのでしょうか。しかも険しい道を。><:; そこがいいんですけどね。作家さんのご苦労に敬意を表します。

明日から店頭だけでの展示になります。田中俊介銅の片手銅鍋③

田中俊介銅の片手銅鍋②   田中俊介銅の片手鍋①

STAY SAFE SOCIAL DISTANCE 2021 MWL

投稿日: 4月 03, 2021

Ko’da-style

カテゴリー: Think., アルチザンな人たち, ディレクター私物

12月に行なった行田さんの受注会で自分用にオーダーした2点を届けていただきました。(同時期の12月にオーダー頂戴しましたお客さまのオーダーも入荷しています。順番にご連絡差し上げております、少々お待ち下さいませ。)これが実に良い、良い、良い。持ってくるくると廻ってしまった。嬉しくて。手の工芸品とはこういうように気持ちを昂らさせてくれる。いつもと違い、今年は洗いをかけたものをオーダーした。当然色は部分的に少し、落ちる、白いところにかぶってくる。でもそのオチ感は想定通りで、これがいい。赤いのがそれが出ている。洗うのだから、自然素材は落ちますよねぇ。この自然感がいい。オーダーして4ヶ月ほどだけど、あっという間だった、出来てきたことが嬉しすぎるのだ。葉山から届いた。ここは石川町の駅前。むふふ。もちろん今からでもオーダーいただけますよ。4ヶ月を楽しくお待ちいただきはしますが。じきですよ。コロナでなんか時間の感覚が早いから。楽しみを見つけません?

動画です。
これぐらい色が落ちて白い部分に付きます、洗いの都度、その落ち感は違います。自分への許容の心づもりが必要です。微妙と思うなら、洗わないものを持てばいいだけです。僕はこの洗った感じが好き。より行田さんらしいから。濃い色はわかりやすい、下のベージュはわかりませんからね。
遠目で見ると落ちた感じはわかりにくい。それぐらい。

STAY SAFE SOCIAL DISTANCE 2021 MWL

投稿日: 4月 01, 2021

明日、四月一日から新期のスタート。新しい展示が始まります。

カテゴリー: アルチザンな人たち
春真っ盛りを鳥獣戯画で。
新期がスタートします。明日からの展示、清水焼・陶泉窯です。端午の節句の箸置き、ご注文受付中です。
鳥獣戯画の作品が揃います。
気分も新たに京・五条坂のクリエイティブは如何でしょうか。日常工芸品に思いを込めて。工芸の匠を採り入れて丁寧な日々を過ごす。今年からのMWLのテーマです。工芸+雅。暮らしにプラスアルファで心にゆとり。MWLが選ぶ工芸。家で過ごす時間に愉しみを。

「上の折敷(おしき・お盆)2枚は参考商品で、ディスプレイ用のものです。折敷の種類は今後の入荷を検討中です。」

投稿日: 3月 29, 2021

ご来場の御礼。

カテゴリー: アルチザンな人たち

mujina木工房・尾池豪 展は昨日を持ちまして、つつがなく終了いたしました。期間中、ご来場いただきましたお客さま、この足下の中でご来場いただきましたことに、感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。また来年!

MWL STORE 店主敬白

STAY SAFE SOCIAL DISTANCE 2021 MWL

投稿日: 3月 25, 2021

鳥獣戯画、急須と湯呑み。

カテゴリー: アルチザンな人たち

金彩をあしらった、鳥獣戯画の急須と湯呑みです。手描きの下絵付け、京都五条の老舗・清水焼です。今年はなんと東京国立博物館で開催されます、国立博物館での展示というのは、すごいです。「国宝・鳥獣戯画のすべて」展です。こういう土の色と、歴史的な動物の愛らしい表情を描いている器はあまりありません。誰もが知る、外国の人もよく知っています。身近な、急須と湯呑みからいかがですか?

この鳥獣戯画との出会い。数年前に阪急の四条河原町から八坂さんにお参りしまして、東大路通りを五条通りに向かって歩いたのです。わずかに2キロ程、右に左に国宝を擁する歴史遺産がそこら中に点在するのは、日本でも京都以外にはありませぬ。それらを見ながら、清水さんの陶器を見つけるでなく、見ておこうと。清水の舞台に立ち、あぁ、ありがとうと言って。龍馬ゆかりの産寧坂を降りてきて、ここを龍馬もおりょうさんも走ったかと、陶磁器会館を経て、五条通りに入り、東海道を思って、坂を降っておりました。そしたら、偶然に右手に「鳥獣戯画」の上品な色合いの陶器が並ぶお店が、思わず飛び込んでしまいました。中の展示を見て狂喜したのは、すでにその丼を私が使っていまして、且つ、その時にお話を聞けば、私が京都一と信ずる、うどん、おでん、出汁を提供する、お出汁家さんのカレーうどんに使われている、丼ですと。なんと、これも、どんぶりが使われていることは知らなかったけれども。そのうどん家さんには必ず行く、立ち寄る、食べる。肉ネギのうどんが自分の定番だったので、カレーうどんの鳥獣戯画はしらへんかった。まぁ、まぁ、まぁ、ですな。出会いっていう京都ではじまりはこんなもんや。頭の中に言葉が降ってきました。こりゃぁ、これを見せずに何を見せるねんと。「陶泉窯」さんには特別な思いがある。つづく

急須:16,500円 (税込)湯呑み一個:5,500円(税込)

STAY SAFE SOCIAL DISTANCE 2021 MWL