まあ茶でも一口すすろうではないか
1月 27, 2023
まあ茶でも一口すすろうではないか
哲学の域にまで達した日本の茶
「和・敬・清・寂」
極めれば、技は道に通ず
茶葉(ちゃよう)も急須も、極めれば道
美味しいものを美味しくいただくために
茶人、岡倉天心は中区本町、つまり開港記念館あたりであるが、の生まれである、横濱に深い関わりがある。そして私が茶に興味を持ったゆえんの人であります。東京大学出身。藝大の前身東京美術学校の第二代校長でもありました。その後東京芸術大学(登記上は”藝”でなくて”芸”であるそうだ、一般には権威のイメージを含めて”藝”を使うことが多いようだ。)の設立に尽くした人でもある。茶と美術、海外との開かれた心の接点、横濱ならではの背景から生まれる先取の精神と日本の折衷な精神の礎(いしずえ)を作った人だと思うのだ‐これぞハイカラ精神。原三渓などもその一人。横浜には横浜らしい人がいるものだ。三渓園の茶室など含め、あるいは当時の茶の輸出の拠点であったであろう山下町・山手町周辺など、浅からぬ茶と横浜の関係、実は深い。横浜は「茶と美術」で活かすべきであろうと思うのである。日本大通り周辺にある優れた開港時代の洋風建築はこれらで活かす、少なくともあってもいい歴史が存在しているからだ。金沢や盛岡は歴史ある建物の使い方が上手。
ハイカラは、慶応元年創業「伊勢茶のかねき伊藤彦市商店」にお願いしお作りいただいている抹茶⼊りのお茶です。その内容は、まず抹茶には、 京都産⽯⾅挽きの老舗宇治抹茶を使⽤しています。お茶の重量に⽐した抹茶を混ぜています。そして、茶葉は北勢地⽅⽔沢の ⽟露と南勢地⽅⼤台町栃原の中蒸し煎茶を合組しています。抹茶、⽟露、煎茶 と、三つの個性の全く異なるお茶が重なりあってハイカラという名の調和が⽣まれました。個性の違うお茶がそれぞれの良さを出しながらもそれぞれに無い部分を補いあい、相容れないものだと思っていても、重なれば⾃然に新しい調和が⽣まれています。 ハイカラという名にふさわしい新しいお茶です。
いい茶器といいお茶で生きて行く、感動的なお茶との出会いが生まれる、心の豊かさは日本のもの。
MWLのヒマラヤ麓でのハイグロウンティー
グレーのスイトピー、珍しいですね。
ユアン・マクレガーという俳優、イギリス人です。スターウォーズという宇宙映画の「オビ=ワン・ケノビ」です。フォースがトモに在らん事を。です。ママに大きく愛されて育った少年ですよ、40越えてもママがマイ・ボーイ!って抱きつきにいくシーンを昔見たことがある。少年時代にお父さんが乗っていたビートル(VWの車、カブトムシというレジェンド車)で育ったというビートル好きで、少し前にその古いビートルを買って、カリフォルニアのコーチビルダーに電気自動車に完全変換してもらっていた。電気自動車やハーレーのEバイクなど、環境意識の高い車に乗る男。素敵デス。そんな原体験上からVW好きなユアン、高い車じゃなくて、その内容でジャンルだと価格が手頃で、環境意識の高い車が好きなユアン、デザインとね、自分の行動が与える影響も自覚してのことだろうと思われる。
自分のための資料として やがてドロップします。
ハマクラさん、高度成長時代の映像広告の音楽の制作の優れた曲はこの人におうところが多かった。とてもセンスの良い方だった。ビートルズもジャズもこの人のことも兄が隣の部屋で聞いているステレオから聞こえて私にダウンロードされて行った。今でもとてもいい詩で、今の私にピッタリだ。花が好き。
投稿日: 7月 15, 2022
私の前に途はない、私の跡に途ができる。
谷川仁の創作を理解するには深く掘り下げる必要を感じたのである。たかが急須、されど急須である。私の心の中心に常にあるのは急須である、美味しいわずかな産地の”茶”とともに。
谷川仁の創作の中で最も重要な存在の藻掛け急須、それの元がアマモである。色んなことを調べていく過程で教えてもらっている、いろんな引用をいろんな側面から検証して、その中心にあるものを確たる信ずるものに組み上げていく。斜め読みで理解することは嫌いである。そこに学びはない、忘却するのみだ。必ず何かに残す。
これも近くの高校生の子の一言から出た、「学び」である、学びのきっかけは逃さない。人間であることの証明は学びと読書である。老いては子に教えられることがどんどん多くなる、謙虚に耳を傾ける必要がある。
海遊館ブログより引用
アマモは、海にはえる海草(うみくさ)の仲間で、海藻ではない。アマモは、根・茎・葉の区別があり、花を咲かせて種を作る種子植物です。アマモが好むのは、波静かな入り江や内湾の浅場で、泥の多い砂地に地下茎と根をはってくらしている。
アマモの群落はアマモ場と呼ばれる。アマモ場には動物プランクトンやゴカイ、ワレカラ、ヨコエビなどがすみつき、それを食べる動物が多く集まる。また、エサが豊富なだけでなく、稚魚などが大型の敵から身を守る隠れ家としても役立ち。時にはアオリイカなどが卵を産みつけにやってくる。アマモ場の働きはその他に、海水の汚れを取り除いたり、水中の酸素を増やしたり、海底の土壌を安定化させたりと様々である。
上記の様に、生き物にとっての環境を良くするアマモ場は、かつてたくさんあった。しかし、埋め立てや護岸工事によってアマモが育つ浅場は全国でもなくなりつつあって、近年では、各地での環境再生の取り組みで浅場が作られ、残っていたアマモ場からの種の広がりや移植などの効果で、アマモ場が少しづつ増えてきているようだ。
アマモ場をよみがえらせる取り組みは全国に広がりを見せ、毎年1回「全国アマモサミット」という形で大会が開かれている。アマモやアマモ場に興味がある方、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
詳しくはhttp://www.hannannoumi.com/まで。
ここからは、「里海~山・森・川・海~全てが調和して自然と生命を造る」より引用
地下茎をかじればわかる
この「アマモ」には植物でもっとも長い「別名」がある。
その「別名」とは、・・・「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ」。なんと21文字!漢字と平仮名になおすと「竜宮の乙姫の元結の切りはずし」
つまり、竜宮城の乙姫が束ねて結った髪を切りはずしたもの、という意味。昔の人は、海岸に漂着したこの植物の細長い葉を見て、竜宮城にすむ乙姫の切れた髪が深海から流れついたようすを連想し、そう名づけたのだろう。
さあ、藻掛けの急須を使う理由が確たるものになった。藻掛けを集めて行こう。
藻掛けなら「谷川仁」学び続けることで作家の発する意味を理解して、美味しい、限られた産地のお茶とともにMWL STORE でどうぞ。伊勢と出雲と奈良です。すべてに選んでいる意味とストーリーがある。
アマモはとても想いの深い植物であり、知多半島の人々に色々な影響を与えてきている。