今日、定休日で映画見てきた。アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞の本年度版、つまり全てがリアル。
1時間半、予想通りすごい映画であった、月曜朝ということもあって観客は私1人だった。これもすごいな。


今日、定休日で映画見てきた。アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞の本年度版、つまり全てがリアル。
1時間半、予想通りすごい映画であった、月曜朝ということもあって観客は私1人だった。これもすごいな。


今回のコロンビア大学でのキャンパス封鎖が起点となり全米の大学に広がりを見せている。簡単に収束することはない。コロンビアはアイビーリーグの一校である。優秀な大学ほど敏感に学生たちが反応し学内を占拠しているようだ。MITでも起こっている。
そこにタイムリーなこの「いちご白書」これも起点は当時のコロンビア大学で、すでに60年の月日が流れようとしている。ロケが行われたのは実はUCバークレーで、行ったこともあるが、入り口の校門がコロンビアに似ている。なぜバークレーでの撮影だったかと言うと、コロンビアでは撮影許可が出なかったようだ。
現在のニュースを見ていると、占拠している学内の学生たちへの警察の対応が結構ひどいように見えて仕方ない。アメリカの警察はややもするとこういうところがある。名門校から発生した今回のデモと占拠。実は根は深い。
この映画の当時の世相背景は泥沼状態に入っていたベトナム戦争があった、アメリカは1965年から北爆を始めてベトナムに深く関与していく、北爆は68年まで続いた。嘉手納や横須賀は重要な拠点だった。読売新聞のトップに北爆開始と大きく出ていた記憶が幼なげにある。うちは当時読売だった。今のイスラエル問題も、同様に政府の関与の仕方に対しての不安が起点となっている。
今年はどうしてもアメリカに話題が集中する。秋は大変なことになる可能性が否めないな。
いちご白書は、このアメリカのコロンビア大学の事件を起点に、日本の東大・安田講堂の占拠、そして同じ年のパリ5月革命へとつながる、世界で学生が体制に対して一斉に蜂起した時代のこと。

つい先日のNHKの放送だった。見逃さなかった。なんか1時間半という長尺といい、お題といい、なんか匂いを察知した、いい番組の。
予想通り素晴らしい番組だった。これはNHKにしか出来ない仕事、わずかなスタッフなのだろうが、ニューヨークからポートランドを経由してサンフランシスコまで、中部の都市やサウスも漏れなく網羅して。ディープなアメリカの人の物語をハンバーガーというアメリカの基本を軸に綴った、物語だ。
いやはや面白かった。始まりのマンハッタンで生きる不動産ブローカーの女性の話にまずのけそる、扱う金額の凄さとそれによって住んでいるところの凄さ。マンハッタンであります。
各地でのいろんな視点がもう最高にいい、アメリカの悲しいリアルもちゃんと盛り込んでいて。
いい番組でした。そして美味しそうなハンバーガーがてんこもり、やはり本場のものは全然違いますね。
残念ながら、オンデマンドにもNHKプラスにも今のところ再放送の予定がない。終わったばかりですがね、ま、ここから話題になって、再放送をあげてくれるでしょう。このまま眠らせるにはもったいな過ぎる番組ですから。


先進国のスタンダード規範
ロンドンのリバティ デパート この表示にはロンドン一番のデパートとあるが、僕にはフォートナム&メイスン がツートップとして並ぶ。リバティは生地屋さんだと思っている人、フォートナム&メイスンは紅茶屋と思っている人がほとんどだろうけれど、デパートなのです。それぞれがワンアンドオンリーな。
特にリバティは、ファッションに特化した、地下にメンズはあるけれど、9割は女性のためのデパートとなっています。文具がまたいいのです。クリスマスコーナーもね。
この二つのデパートのようなデパートは日本には存在しませんが。バーニーズはもう日本にしかありませんが、山下町のバーニーズさんを見ていると唯一それに近いかなって。日本にとって、いや元町周辺の街にとってとても大事なデパートとしての位置付けがバーニーズさんです、何度も言いますが、もうニューヨークにはありませんからね。ウィンドウのディスプレイもどうしているのだろうと思う、あのニューヨークの店のディスプレイを知っているものとしてね。バーニーズと言えばウィンドウですからね。
そしてロンドンではハロッズが唯一日本的なデパートで、それは日本のデパートがそれを目指したからということですねきっと。
ボン・マルシェやリバティみたいなデパートが今からでも日本に生まれて欲しいものです。小売に理解あるスーパーなニューリッチ企業から、長い目で見た理解のもとにね。なぜなら、文化はそこからしか生まれてこないからです。この両方のデパートを見ているとそう思う。ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーみたいな会社のことです。そこがパトロンにならないとね、難しいな。
VITSOEから新しい冊子が送られてきた。主にVITSOEの思想を垂範する冊子であるように感じる。
Managing Director の Mark Adams の言葉からは シューマッハーの名著「Small is Beautiful」の引用がある。



patagonia のフットプリントに同様の Small Is Still Beautiful の引用があることを確認いただきたい。
ショートカットはあえてつけませんが、興味を持ってググって欲しい。この言葉や内容はモロ、シューマッハーの影響というかリファーの思想である。パタゴニアは知性の塊だ、ファッションなのに。アウトドアではない、パタゴニアはファッションだ。1970年代にパタゴニアが生まれた時から見ているからよくわかる。




私がココアを扱う理由




来週の11日(土)12日(日)に青山・国連大学中庭にて開催されます、3年ぶりのイベント、Tea for Peace に参加いたします。コロナにより中止されていたイベントの復活の初回です、楽しみー
日本のお茶と世界のお茶が集まります。MWLは茶器とお茶で出店いたします。
お茶好きにはとても楽しく、興味深いイベントです。青山という土地柄もあり、若く、創造性の高い、意識高いイベントだと思います。今回も参加できますことを光栄に思っています。
詳細はこちら国連大学イベントTea for Peace まで、ルールもありますのでご覧いただきご来場くださいね。
UNU= University of United Nation Tokyo 人生、どんなタイミングでも学びを、長い人生に輝く一瞬を、それは全て学びから。




自分が思う「生地」作者の生地で、自分が思う「描き手」の絵が描かれた九谷を、食器というよりも、僅かな数だけが存在する「アート」をお創りいただいた。ありがとう存じます。
九谷焼は私を魅了し、はまらさせた。これからまた展開できるのか、ほんとうに、どう展開できるものなのかも未知であるが、これは紛れもなく、自分には23年秋の記念すべき第一歩である。真摯に向き合って行きたい所存。




最近では「奈良」の東大寺とその周辺の国宝と歴史的建造物、そして一年前から九谷焼の芸術と周辺技術、それにハマり続けている私なのである。学びはまだプロセスにある。