投稿日: 6月 21, 2022

三重県南勢地区 度会(わたらい)のお茶

カテゴリー: Liberal Arts

光の筋が交差する、たくさんのホタルが飛び交う 度会町 。ホタルの郷のお茶。

三重県・度会町産の浅蒸し煎茶。素晴らしい自然環境のもと、化学合成の肥料や薬品に頼ることなく、育てられたお茶。ここでは害虫の駆除をほとんど行わず、蜘蛛などの益虫と自然に任せてできたお茶です。茶葉本来の繊細な香味を感じていただけるよう、最小限に手を加えた荒茶仕立てとなっています。柔らかい茶葉はポン酢などで是非お召し上がりください。

 

左:45g 1,296円 右:20g 594円

投稿日: 6月 16, 2022

谷川 仁 アマモの藻掛け、湯冷ましと湯呑み

カテゴリー: Liberal Arts
湯冷まし:アマモが出す芸術性、線の細さがいい
常滑の伝統 海の近くの粘土、海のアマモ 永い自然界の歴史をいただく
常滑も横濱も海が近い
湯呑み

Tea & Tea Arts 横浜市中区・京浜東北根岸線石川町駅からすぐのMWL STORE 

東急なら東横・みなとみらい線・元町中華街駅から元町通りを歩いて10分ほど。

ハイカラさんが闊歩した街の真ん中にあります。美味しい中華街も目の前です。

横浜市中区石川町1-19 MWL STORE

投稿日: 6月 12, 2022

大きく減りました、実際は。

カテゴリー: Liberal Arts

さらに植林することと、間伐はセットで森林に手を入れる必要がありそうです。そこには新しい需要や雇用、素材や経済の循環がありそうです。四国、中国、東北には豊かな木と森がある日本。地方経済は次世代を創出できうる。ライフサイクルアセスメント・LCA ですね。

投稿日: 6月 12, 2022

WET LEG

カテゴリー: Liberal Arts

どの世代にも次世代はいるわけで、音楽は必ずファッションとともにやってくる。しかもイギリスから、その世代は超えれない。あなたの時代も私の時代もそうだったのです。クラブクアトロでの来年2月ジャパンツアー、すでにソルドアウト。

投稿日: 6月 11, 2022

谷川 仁 緋襷の絞り出し急須

カテゴリー: Liberal Arts

谷川仁の炎を扱う二つ目の手法、それは緋襷(火襷・ひだすき)である。藁(わら)を巻いて焼成する。緋襷のルーツは須恵器(すえき)と呼ばれる焼き物である。古墳時代に朝鮮半島から、日本各地にひろがった。須恵器は「焼き締め」という方法で作られている。釉薬(うわぐすり)を使わず、高い温度で時間をかけて焼き上げることで、粘土が固く締まります。この須恵器から焼き締めの方法の技法が鎌倉時代から室町にかけて日本の六古窯などの各地に伝わっていきました。一見素朴な造形ですが、よく見るとその表情は、実に変化に富んでいます。

この素朴な味の何が美しいのか、私にも謎であった。やはり言葉にするには難しい、頭じゃなくて心、自分で使って心で感じることだと思う。

まるで炎が踊っているような、不思議な模様。釉薬も使わずにどうやって焼くのでしょうか?

それは、窯の中で焼き上げるうちにおこる窯変です。炎の特徴というか、そういうものを知らないと、なかなか窯は焼けない、だから、土と炎の特徴に逆らわずに、助けてもらいながら焼くということにあると言われています。

緋襷(ひだすき)は、焼く前に藁(わら)を器に直接たすきがけに巻き付けている。器を運ぶ時に使った藁を取り忘れてたとことから、偶然に生まれたと考えられています。緋色の模様は、藁に含まれるアルカリ分と、粘土の鉄分が反応して、浮かび上がったもの、まさに、炎の足跡です。

日本人が土を一番感じる、土への郷愁というか、そういうのがある誰にも、郷愁を感じる、土に対して、そういう焼き物が、土と炎により表現されている。六古窯ならではの焼き物であると言えるかもしれません。

長く付き合うこつは、使う前に10分ほど水に漬けること、土の味わいが増すだけでなく、匂いなどが染み込みにくくなる、釉薬を使わない焼き物の特徴でもあります。

焼き上げる技術だけを捉えるのではなく「見立て」である、その安土桃山の頃に京都でしきりに謂われたもの、その精神性で静かに対象を見て、見つけなければ、その類稀な対象物の本質には出会えないと私なら思う、当然の事乍ら、価格などでは全くないのだと谷川さんなら謂いそうなのだが、、、どうだろう。

煎茶は深いのである。

 

急須や茶器は焼き物の中でも最も難しい範疇に入るように思う。「茶」がともなうからだ、煎茶であるが故にである。焼き上げる技術だけではなくて、そこに存在する精神性を問うてきたのが日本人だからだ。本物の茶器を使って飲むお茶を大事に繋げていきたいと思う。茶農家、茶業、陶芸の産地がかかわる世界は楽しい。

投稿日: 6月 09, 2022

マーヴェリック

カテゴリー: Liberal Arts

本日休みで、昼からみなとみらいへ念願のマーヴェリックへ、コロナで制作から2年ぐらい公開が遅れたのかな。ONE はとにかく何度も見ましたね。KAWASAKI NINJA の影響でね、今回も出ていました新しいNINJAとともに、今回はNINJA H2のカーボンなのかな360万のやつですね、戦闘機とサンディエゴのミラマーで競争してます。やはりノーヘルなんですね。いやあ涙なしには見れません。

今年60歳のトム、でもかっこいいね全然、鍛えまくりですな。
これはONE のシーンで「ふられた気持ち」という歌、このシーン良かったです。ホール&オーツがこの映画の6年くらい前に歌いヒットさせていたのでどっちかいうとそれが良くて知ってはいたのです。アイスマンの俳優ヴァル・キリマーさんあまり変わってなくて、すごいな。このトムはさすがに若い。今日見た今回のトップガンのグースの息子役の俳優さんがほんとうの息子さんみたいに似ていました。

投稿日: 6月 07, 2022

アマモ

カテゴリー: Liberal Arts, Philosophy, Think., リスペクト

私の前に途はない、私の跡に途ができる。

谷川仁の創作を理解するには深く掘り下げる必要を感じたのである。たかが急須、されど急須である。私の心の中心に常にあるのは急須である、美味しいわずかな産地の”茶”とともに。

谷川仁の創作の中で最も重要な存在の藻掛け急須、それの元がアマモである。色んなことを調べていく過程で教えてもらっている、いろんな引用をいろんな側面から検証して、その中心にあるものを確たる信ずるものに組み上げていく。斜め読みで理解することは嫌いである。そこに学びはない、忘却するのみだ。必ず何かに残す。

これも近くの高校生の子の一言から出た、「学び」である、学びのきっかけは逃さない。人間であることの証明は学びと読書である。老いては子に教えられることがどんどん多くなる、謙虚に耳を傾ける必要がある。 

海遊館ブログより引用

アマモは、海にはえる海草(うみくさ)の仲間で、海藻ではない。アマモは、根・茎・葉の区別があり、花を咲かせて種を作る種子植物です。アマモが好むのは、波静かな入り江や内湾の浅場で、泥の多い砂地に地下茎と根をはってくらしている。

 アマモの群落はアマモ場と呼ばれる。アマモ場には動物プランクトンやゴカイ、ワレカラ、ヨコエビなどがすみつき、それを食べる動物が多く集まる。また、エサが豊富なだけでなく、稚魚などが大型の敵から身を守る隠れ家としても役立ち。時にはアオリイカなどが卵を産みつけにやってくる。アマモ場の働きはその他に、海水の汚れを取り除いたり、水中の酸素を増やしたり、海底の土壌を安定化させたりと様々である。

上記の様に、生き物にとっての環境を良くするアマモ場は、かつてたくさんあった。しかし、埋め立てや護岸工事によってアマモが育つ浅場は全国でもなくなりつつあって、近年では、各地での環境再生の取り組みで浅場が作られ、残っていたアマモ場からの種の広がりや移植などの効果で、アマモ場が少しづつ増えてきているようだ。

 アマモ場をよみがえらせる取り組みは全国に広がりを見せ、毎年1回「全国アマモサミット」という形で大会が開かれている。アマモやアマモ場に興味がある方、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
詳しくはhttp://www.hannannoumi.com/まで。

海草(うみくさ)の仲間であって、海藻ではない、これがキホン。
美しいアマモ場 これを急須に巻き付けて焼いた人の存在が貴重だ。人の創意工夫に脱帽だ。自然環境が健全であることのバロメーターである。知多半島は自然とともにある。写真提供:岩井克己氏

ここからは、「里海~山・森・川・海~全てが調和して自然と生命を造る」より引用

アマモ(学名:Zostera marina)は、北半球の温帯~亜寒帯にかけて分布する海草の一種。海草は海藻とよく混同されるが、前者が維管束を持つ高等植物の種子植物なのに対し、後者は維管束を持たない原子的な植物である。
アマモは、水深およそ1~3mの沿岸の砂泥地に自生しており、日本でも全国各地で見られるが、近年は海洋汚染などの影響によって徐々にその数を減らしつつある。悲しい現実である、知多半島は尊いのだ。

地下茎をかじればわかる

こちらは、アマモの全体的な写真であるが、この写真で茶色の部分が「地下茎」と呼ばれる部分で、ここからランナーという脇芽をだして無性的にも増えていく。そして、この地下茎の部分が甘い味がすることから、「甘い藻」=「アマモ」になったとされている。すごいな
冒頭でも解説したが、アマモは「海草」。つまり、根があり、茎があり、葉があり、それぞれに維管束(水分や養分を運ぶ管)を持つ高等植物(種子植物)です。上の写真のようにしっかりと葉脈も持ち合わせている。

また、アマモは種子植物のなかでも単子葉植物(大きく分けるとイネなどと同じ仲間)で、花を咲かせ、種をつけて増えていき。なお、アマモは小さくて白い水中花を咲かせる。
広義でのアマモとは「アマモ科」の植物を指しますが、日本には3属10種ほどが自生している。

Heterozostera属

H.tasmanica
 

Phyllospadix属(スガモ属)

スガモ|P.iwatensis
エビアマモ|P.japonicus
P. scouleri 
P.torreyi
 

Zostera属(アマモ属)

アマモ|Z.marina
コアマモ|Z.japonica
オオアマモ|Z.asiatica
スゲアマモ|Z.caespitosa
タチアマモ|Z.caulescens
Z. muerell
アマモには2種類の増え方があり。1つはランナーから無性的に増える栄養繁殖で、これは言わばクローン繁殖。しかしながら、クローン繁殖の再生回数には限界があり、ランナーで増え続けることはできない。生殖株で花を咲かせ有性生殖を行って種子を作り、新しい遺伝子を持つ株を増やしていく必要がある。これが、もう1つの増え方である種子繁殖である。このように、アマモは2種類の繁殖を織り交ぜながら増えていく。(画像引用は三重大大学院生物資源学研究科論文より)

竜宮の乙姫の元結の切外し (リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ)

この「アマモ」には植物でもっとも長い「別名」がある。
その「別名」とは、・・・「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ」。なんと21文字!漢字と平仮名になおすと「竜宮の乙姫の元結の切りはずし」
つまり、竜宮城の乙姫が束ねて結った髪を切りはずしたもの、という意味。昔の人は、海岸に漂着したこの植物の細長い葉を見て、竜宮城にすむ乙姫の切れた髪が深海から流れついたようすを連想し、そう名づけたのだろう。

さあ、藻掛けの急須を使う理由が確たるものになった。藻掛けを集めて行こう。

藻掛けなら「谷川仁」学び続けることで作家の発する意味を理解して、美味しい、限られた産地のお茶とともにMWL STORE でどうぞ。伊勢と出雲と奈良です。すべてに選んでいる意味とストーリーがある。

アマモはとても想いの深い植物であり、知多半島の人々に色々な影響を与えてきている。

谷川仁レジェンドのアマモを焼き締めた芸術品、なんと4,840円 金糸に見える芸術 藻掛けで常滑一の技術 谷川仁ならMWL STORE 深い知識でお知らせします。産地の方も意識していないような内容で、それはLOVE 知多半島だから、LOVEです。
アマモは焼くとこうなります。アマモの藻掛けはあまたにあるとはいえ、谷川さんだけが到達しているものがある。これはほんとうにお奨めします。見逃さないように、オンラインでも上げてます。
ツマミの先のてっぺんにピンがあたっている、奥行にして1ミリ以下の精度、やはりニコンの一眼はすごいな。Made in Japan NIKON