先日に日本郵船を紹介したテレビがありまして、見ていたのですよ。そういやぁ、ハンマーヘッドに入る手前に郵船のすごい西洋ビルがございましたねと。実に美しい、横浜に西洋建築は多いですが、特に美しいというか、僕個人として一番です。日本郵船も自動車産業の輸出船で、自動車会社とともに大きくなりました。商いの要でした、面白いように業績が上がる50年だったでしょうね。特に太平洋航路は。現代は、脱炭素の影響で大きな会社は例外なくそのヴィジョンを示さなければならないのですが、それが大変です。大型タンカー、自動車運搬船のゼロエミッションは技術的にとても難しいようです。段階的に着地ということなのでしょうね。それこそ水素船などの技術が高まればいいと思うのですが、道は遠いです。あやや、違った本題はこの素晴らしい西洋建築でした。神戸にも同じように居留地跡というか西洋建築の旧いのがあるのですが、横浜の多さほどの西洋建築は残っていませんね、横浜が一番だな、その筋では。でもね、サンフランシスコのフェリーターミナルのようにうまく使えないのかなぁって思っています。あのフェリーターミナルからフィッシャーマンズワーフまでのあたりは横浜にトレースできるようなイメージがあります。歴史と景色と旧い建物を再度生かすという点ではとても遅れていると思います。ゴンドラはいいですが。同じようにあのあたりからベイエリアをLRTで結んで、桜木町、馬車道、日本大通り、山下町、元町、本牧(三溪園)までの歴史遺産を有効利用してもらいたいというか、できると思うんだけどなぁ、さらに美しい横浜へ。