投稿日: 6月 05, 2021

急須の相棒

カテゴリー: アルチザンな人たち

岩手県の南部という地方の鉄器であります。SDG’sの観点でも昔からずっとこれらを推奨するうちの店です。再製鉄と量産化の工夫によって手頃な価格になっています。鉄分の吸収を直接、鉄瓶から行う、一個買うとほぼ一生モノ、その重要性を忘れるのですが、先人が使い続けたものには納得できる意味もあるのです。そしてデザインが良い、オイゲンという優れた工房です。お忘れなく、急須には、煎茶には、鉄瓶でございます。

水を沸かし、湯を冷まし、茶葉を開かせ、茶の優れた有効成分を採り入れる、体の隅々まで。手間でもなんでもない日常として、体に良いものを心がけて採りに行く。体にも心にも良いお茶を完成させる。日本の煎茶は意味がある飲み物です。夏に向かう?関係ないですね。夏だから鉄瓶、沸かしたお湯を冷まして呑む。お白湯です。おいしい水と鉄瓶の関係。鉄瓶、忘れないで。

いつもの余談:伏見(京都府)のいい酒を作っていたのは、身動きが取れなくなる季節に、冬仕込みを出稼ぎで手伝った、南部杜氏の方達の仕事だったのは有名、伏見の銘酒・月桂冠酒造の蔵の中庭には南部風鈴が今もある、帰れない杜氏が故郷を想ったのが南部風鈴の音色だった。南部は鉄の風鈴でも有名なのです。鉄分摂取とSDG’s 遠くはない日常だぜ。

余談の話の裏付け、月桂冠酒造HPより引用 良い酒は京・伏見 龍馬も呑んだぜよ
以前に月桂冠さんの酒蔵見学に行った時に見つけたもの、刹那かったです。立派な風鈴でした。歴史ある会社の素晴らしいのは、自らの出自の中にある、人の大切な部分をちゃんと記録と記憶に留めていらっしゃるところだと思う。こういう会社はもう多くはない。

リセンヌ通り、MWL TEA ARTS STORE