投稿日: 7月 24, 2021

平形めし茶碗展は開催中①

カテゴリー: アルチザンな人たち, 私が選ぶスタンダード

数ある平形めし茶碗の中でも一番のトップセラーの柄はというと、この「ドロップス」になります。

一年に一度の開催を続けて5年です。森先生と直接に何日もかけて長くインタビューをしたことのあるものとして、自分が店をやっているからには続けていたいと思っている展示会です。そこは思い入れが違います。学びを極めたい気持ちの表れでした。私にはとても大事な展示会です。今となってはもうその優しさに触れ合うことは作品でしかできないのですから。

多様性のデザインを認め、食器棚に何枚かのお茶碗があるのは楽しいことです。あればわかります。それほど「ご飯」というのは日本人にとって貴重で、「白い飯」は大事にされてきた、白いご飯にこだわる人種、日本人の心です。それをよそう茶碗を大事にした人、森正洋。作品の宇宙を展開しています。大きなストーリーを描くことの出来た、素養が豊だった、森さん、と、それを具現化できる、工房、工場として他に代わりのなかった「白山陶器」この出会いがなければ、このシリーズはなかっただろう。どちらが欠けても生まれてはいない。日本の陶磁器の分野で重要な位置付けにあります。

投稿日: 7月 24, 2021

傳の日傘

カテゴリー: Liberal Arts

オリジナルの紋様に浜松注染の生地を使い、東京の傘職人が国内骨組みをし製造しています。残すべき伝統、ツタエノヒガサ。ウサギノタスキ キラキラ黒 ¥20,900 (税込)

日傘は自分を表す女性の象徴、気に入ったものをお使いいただきたい。
モダンな表情が漂う、星の絵柄。
洋装にも和装にも。

この一本。

投稿日: 7月 24, 2021

この夏の人

カテゴリー: 気になるもの。

ストリートなスタイルから見てとる、この夏のかっこいい人たち。もう来年につなげています。22SSはこの傾向で、テーマはニュートラです。

なんでもないのですけどね、ブラウスの感じ、ベルトのキュッとした絞りとかいいですよね、ハンドバッグの選びも。
やはりこのトップスな感じにはこういう綺麗目のシューズが効果的ですね。スニーカーとかサンダルよりも気分です。
カンカン帽がいい、それで完成している。夏は帽子と傘ですよ、日傘は日傘で。
ボーイスカウト風で乗るはオールドEタイプ・ジャギュア、建物フランスっぽいし、ハンドルも左だし、フランスのことでしょうね。ちゅうかパリ。シューズから現在の写真とは見てとれますが、、、
オーバーサイズでロングなOPに合わせるシューズは難しいのですが、ここはさらっとレペットを。ハンドバッグとともに全体の構成意味合いを上げてますね。
オーバーオールだけなら、ありがちの今なのですが、このぱふぱふしたブラウスとの組み合わせとかベタ底のベルベットかな、シューズとその色とか、引っかけたサングラスの感じ、いい店で買い物してたりとかね。。。バッグも素敵。ワンちゃんも。

ライフウエアじゃ出せない、かっこいいは街中にあります。

自分用の資料として制作、いずれ削除します。

投稿日: 7月 23, 2021

錆千筋 / 森正洋 展より

カテゴリー: LESS IS MORE, Made With Love, リスペクト, 和魂洋才, 私が選ぶスタンダード

今回のフィーチャー作の二点目は「錆千筋・さびせんすじ」九州のここら辺の特徴的手法、サビがついたような表情の色つけをいいます。森さんはモダンにサビを施した最初の人。なんと1960年の初回制作にあたります。モダニズムの時代の始まりを予感させる。「クラッシック バット モダン」な表情を得意とする森正洋の作風がすでに確立されていたような作品。これが出た4年後に東京オリンピックだったと思うと、その時代の新しい息吹が、活気が、あふれていた日本が想像できますね。これを今の時代に購入できるということはすごいことですよ、白山陶器の企業努力と心意気を感じさせます。それぐらいにこの作品は貴重です。「モダニズムの礎」です。この美しい日常性のあるデザイン、これを良いとする視点が今また欲しい、受け取り手には、そのように重要だとデザインを見ていて思うのです。千段彫の模様に錆染付けを施した「錆千筋」シリーズです。1960年に森作品としてグッドデザイン賞をも受賞した製品です。

美しいモダニズムの時代の始まりを予感させた作品シリーズ、それが「錆千段」、今見るとこのベージュに乗ったブラウンの錆がいいですね、これ細いから入れるの大変でしょ。白山の技術、なのに価格は中庸のプレミアム、他にありません。これが始まりです。森正洋はいろんなことを学んで(例えば、一つとして北欧デザインとか、その他世界のいろんなデザインを見て)これを生んでいます。今みたいにデザインが溢れていた時代ではなくて、それこそ古いものしかなかった、日本にはね、そんな時代に出てきているのです。そこが松銀さんなどが今も大事にされている理由ですよ、きっとね。

3寸から7寸まで、1寸は約3センチ、高さは 20mmから35mm 価格は3寸から ¥1,100、¥1,320、¥1,870、¥2,530、¥3,080(いずれも税込価格)
茶漬け碗 3,5寸、¥1,210、4寸、¥1,430、4,2寸、¥1,650 (いずれも税込価格)
左:深鉢の小 径115mm高さ:60mm ¥1,870 右:深鉢の大 径180mm 高さ:75mm ¥3,850 (いずれも税込価格)
煎茶碗 径:90mm 高さ:55mm ¥1,320 急須 幅:170mm 高さ:85mm 実用容量:400cc ¥4,620 (いずれも税込価格)

MWL STORE で実際に見て、触って、その価格を感じて、強さ(強度としての強さとデザインとしての強さを言う)を感じて、是非、新しい時代に買い替えてください。どれでもいいはずはないし、買うべき時期がありますね。モノには。

いいなぁ、実に美しい。美しいものが美しい。

投稿日: 7月 22, 2021

月鉾町

カテゴリー: リスペクト, 街物語, 開物成務

今年もお届けいただきました。嬉しすぎます、なんという。嬉しさのあまりにフルアップ。今年は鉾を立てただけで巡行もなく、月鉾町ではお囃子も上がらなかったといいます。長い祇園祭の歴史の中でも異例な年が過ぎています。そんな中を、ありがとうございます。

こんな時節だからこそのお気持ちが嬉し過ぎます。
なんという、、、言葉がないわ。。。

ヒマラヤン・ムーンもそうですが、とにかく月好きな私でございます。

投稿日: 7月 22, 2021

優れた内装デザイン

カテゴリー: 気になるもの。
最近見ていた海外建築内装雑誌の投稿で一番好きなもの。遮光としてのカーテンもちゃんとありますが、添え方がいいな、センスだね。建築家の。
もろろん素材が中心なのは言うまでもなくて
本が多いので本棚が大事だと思ってる、容量やデザイン的にも充分。
家の中に’焚き火’は必須で…
30年くらい前から気分は平屋です。さんざんサンフラシスコやLA周辺でリサーチしました。日本であまりまだ知られてなかった頃のアイクラーの影響は大きい。SOMEDAY MY PRINCESS WILL COME. なんてね。夢を追いかけよう、いつまでも。

投稿日: 7月 21, 2021

葉山のコウダさん

カテゴリー: THE 神奈川, アルチザンな人たち, 私が選ぶスタンダード

今回推していますのはこの形です、ベーシックで使い良くて、実は他のトートとは異なり存在感がありありのコウダスタイルさん。色と配色は選べます。受注から4ヶ月ほどかかります。もうそういう時間軸は、少なくとも私は気にならなくなりました。わざわざ一個のために裁断から始まって行きますから。今の時代には貴重です。僕らはこっち側です。店頭にはベージュにボディ白、そして私が使っていた、赤にボディ白もサンプルとして確認できますからね、サイズも2種類あって比較検討できます。細部までしっかりとした、仕上がり、いつでも修理など可能ですからね。生地の色のバリエーションのサンプルもご用意しておりますので。如何でしょう、選ぶのと出来上がってくるのが楽しみですよ。わ〜って感じ。印象的でかわいい、他にはないトートバッグをここらでお一つ。店頭にてご相談くださいね。

ヨウ、メーンなヒップホップな見せ方になってしまいました。
洒落た配色でしょ。ここら辺がオーダーの良いところ。。。

晴れたら湘南

投稿日: 7月 20, 2021

三浦の西瓜

カテゴリー: THE 神奈川, おいしい, アルチザンな人たち

昨日鶴岡さんの帰りに三浦まで足を伸ばしました。西瓜を買いに、メロンは大きさ比較。一晩冷やすと、もぎたての西瓜は冷たくてとても甘いみずみずしさ、さすが三浦の西瓜ですね。

西瓜がプリップリで途中まで包丁入れると、パキパキと割れてしまいましたとさ。ムフフ、新鮮!
熱中症防止のためにもクォーター喰い。甘くてみずみずしい。

晴れたら湘南