先週の出張のおりに、いくつかの場面があった。

京都のお寺さんはアートの最大の理解者である。歴史は1000年。アートを語るならまず京都のお寺を廻れと白洲正子さんも言っていた。
お雛様の段飾りの、右に橘(たちばな)
左に桜の謂れ、京都の街はただ歩くだけでたくさんの智の積み重ねがございます。一つ一つを紐解くように叡智を積み上げていきます。これからまだ何度も京都に仕事に入り、その都度見て回る先人の1000年を知っていきます。京都物を扱う人間としての使命と考えています。智は力なり。何も知らずに漠然と生きた何十年がなんとももったいないことか。
実に美しい、仁和寺であることよ。朱色が歴史によりピンクになっています。
嵐山、嵯峨野の二尊院に来れた、なっ、なんという、奥の山が小倉山である、百人一首の故郷
「あんこ」のルーツにたどり着いたぜ、あんこですよ、まだここの麓にはあずきの小倉餡の畑がありました。すごいな京都。日本の華やかな歴史のほとんどがあります。小倉餡は百人一首とともに。