投稿日: 10月 22, 2021

風神雷神のティーポット

カテゴリー: アルチザンな人たち

風神さまと雷神さまが描かれたティーポット。金をあしらうところが、安土桃山から江戸初期の影響にあるところ。とは言え、なんともまぁモダンでかわいい座り、そして両の手で持つとまたとても丸っこくて、あったかみ。歴史的作品を用に使える作品と言えて、自分の傍らにいつもいる自慢できる愛用品となります。歴史あるものを日用に用いること。お茶や紅茶が楽しくなるのはあたり前に、おいしい「蒸気船」をどうぞ。金の彩色が特徴的な伝統の上にあるらしさ、京焼・清水焼ですね。

華やかさ、一番の京焼です。

投稿日: 10月 22, 2021

先週の出張のおりに、いくつかの場面があった。

カテゴリー: Liberal Arts
京都のお寺さんはアートの最大の理解者である。歴史は1000年。アートを語るならまず京都のお寺を廻れと白洲正子さんも言っていた。
お雛様の段飾りの、右に橘(たちばな)
左に桜の謂れ、京都の街はただ歩くだけでたくさんの智の積み重ねがございます。一つ一つを紐解くように叡智を積み上げていきます。これからまだ何度も京都に仕事に入り、その都度見て回る先人の1000年を知っていきます。京都物を扱う人間としての使命と考えています。智は力なり。何も知らずに漠然と生きた何十年がなんとももったいないことか。
実に美しい、仁和寺であることよ。朱色が歴史によりピンクになっています。
嵐山、嵯峨野の二尊院に来れた、なっ、なんという、奥の山が小倉山である、百人一首の故郷
「あんこ」のルーツにたどり着いたぜ、あんこですよ、まだここの麓にはあずきの小倉餡の畑がありました。すごいな京都。日本の華やかな歴史のほとんどがあります。小倉餡は百人一首とともに。

投稿日: 10月 22, 2021

酒器

カテゴリー: アルチザンな人たち

今回は酒器もいくつか入っています。

美味しいお酒がさらに美味しくなるというもの。静かにすぎゆく秋がようやく、心おだやかに過ごせますように。ずっと使い続けて、増やしていける器を少しづつ。自分は納得し、おもてなしの客人はよろこぶというさまを。