投稿日: 10月 29, 2021

唐子(からこ)と山帰来(さんきらい)

カテゴリー: アルチザンな人たち
かわいい表情の唐子(からこ:中国風の衣装や髪型をしている子どものこと)と山帰来(さんきらい:ユリ科のつる性低木・薬草)の絵、実際にはこの木はこんなに大きくはなりませんが。葉と実とつるの自然な生えのありさまが、絵的に美しいということで、陶器によく描かれるようになったと思われる。
他の産地の山帰来は写実的なものが多くある中で、京都にはかわいいユーモアがある、鳥獣戯画においてもそうですが。逸脱しないユーモアっていうんでしょうかね。
つるのしぜんな表情がいいですね
片口
手描きの特徴、細部に表現が異なります。唐子がかわいいです。
お猪口ですね、片口とセットで。
このクリーム色、仁清も使った、清水の独特のベージュです。上品な仕上がりになっています。