まず、美味しいこと、それからデザインや。はき違えたらアカンで。
4月 09, 2022
まず、美味しいこと、それからデザインや。はき違えたらアカンで。
イカリ伝説のマダムチョイス、とにかく厚い、のが2枚。なにせ4枚切、あまり見ない。オリジナルならイカリ、味はもとよりパッケージングのセンスがスーパーで際立っている。食選びのセンスも。
今年の日傘はこの折りたたみ2本のみです。
旅程の最後に商売繁盛・五穀豊穣の神様として伏見稲荷大社へ。じっくりとお詣りするということで。
今年はいろんな作家さんの方達との展示会などなど、目白押しなのです。そして節目の七年目、それらの無事を祈念するべく。
ご祈祷もお願いしましたが、そのご祈祷の丁寧さはいまだかつてないものです。これだけ大規模な神社さんであるのにです。素晴らしい驚きでした。さすがに京都です。
令和初舞台の「都をどり」観てきました。
しかも歌舞練場が耐震工事中により、新しくなった記念すべき南座での講演でございました。
桜満開の仁和寺のフィナーレ舞台は圧巻でございました。
クリエイティブとはここに極まれり。
京都へ、桜、建築、仕事の旅。
大谷幸夫設計の京都国際会館は1966年に開館されている。その内装は56年経った今もなお評価され続けるもので、何よりも美しい外観と内装の印象は異なると感じる私ではある。去年に続いての訪問。日本のモダニズム建築。
そして、その京都国際開館の会議場向かいのプリンス、村野作品の秀作への滞在は2箇所目、一つ目は「志摩観光ホテル」だった。
村野は晩年まで、建築家は徹底して謙虚でなくてはならない、そう述べていた。資本主義のなかで、建築は勘定できる資本であり、たとえば銀行であれば預金、公共施設であれば税金が使われるのであるから、現代の建築は社会のものなのだ、という認識をつねにもっていた。それゆえに、「村野の作品ではなく、村野の関係した作品」であり、たまたま関係しただけの話であり、作品はやはり社会のものなのだ。そうした態度は、決してニヒルな気持ちから来るものではない。彼は続けてこう語る。「だから社会の人にたいして建築を大事にしなさい、愛しなさい、傷つけてはいけない、ということがいえる。それは村野を生かすためじゃないでしょ。建築自身を生かすためのものじゃないかと思います」(『新建築』1980年1月号より引用)と。
カンティレバーの名作として1920年代に発表された。ミースのセリフであるLes is Moreを具現化した名作であり、座ってみると微妙に上下するそのパイプ椅子としての特徴はとても居心地のいいものでもある。名探偵ポアロのストーリーでも、ハイソサエティの自宅のインテリアで出てきていて、待てよ、時代考証がおかしくないかと調べてみたら、なんとか同年代に生まれているものだった。そう、百年のチェアなのだ。かのY-CHAIR ですら1940年代後半の登場である、その30年近くも前に、パイプのカンティレバーを創造するという凄さがあります。今でも本家から20万ほどで購入できます。