投稿日: 12月 29, 2022

ウィーンの世紀末

カテゴリー: Think.

てなわけで、五木さん由縁の場所へ、「金沢五木寛之文庫」へ、2階になる。まず全くもって驚いたのはウィーン分離派の世紀末様式の秀作:ヨーゼフ・ホフマンのチェア、フレーダーマウス(こうもり)が二人掛けと一人掛けとテーブルでセットであり、目が点になり、なぜ突然、フレーダーマウスなんだ?こんな高い椅子をいくつも使っている?そして一階にあった曲木の椅子たちも、シートの貼り地から、これは世紀末様式と思い、裏返し確認すると、トーネットのもの、つまり本物だった。それにしても2階のホフマン全開には驚きを超えて、目が点だったのだ。

まぁ、そのなぜウィーン分離派に至るのか?をしばらく考えを巡らすと、五木さんとの関係か、と思い始めた、あるいはご本人の意思かな?とも。そう思うと早い、たくさんの英知が集まる脳になる。

つまり、懐かしい記憶を思い起こせば、五木さんの秀作「哀しみの女」である、ウィーンを舞台にした、まだ売れない画家とその才能を見つけ育てた女の物語であった。はたと、そこに想いが行った。あぁあれか、である。マーラーやヨハン・シュトラウスなどの名曲の数々とともにある小説そのものの舞台、そこはウィーン、ウィーンと言えばウィーン分離派の仕事と、この椅子たちも納得の落としどころの自分なのであった。書くと一万字以上になるので、はしょる。(椅子の写真を撮りたかったが、二階そのものが撮影禁止だったのだ)

 

小さいけれど銀行の建物だったところを利用。
横浜にもいい建物がいっぱいあるけれど、、、、、、、、
ぜんぜん関係ないけど、いいね、当然大都会もなのだけれど、東日本震災や今回のコロナという背景をうけて大都会では予算はつきにくいのだろう、今でも大都会でもよくある、嵐の夜の停電や都会型の大地震の時の電源確保という意味がある、大事な基本インフラ政策なのではあるが。。。そして見てくれね。金沢はがんばってらっしゃる。

投稿日: 12月 29, 2022

内灘夫人

カテゴリー: Liberal Arts

三越前の地下一にある「タロー書房」のセレクトや提案はいつも秀逸である。わざわざ自分の琴線にかかるように訪れるのだ。必ず何冊かを買わされる、そんな本屋はなかなか無いな。本屋はここと決めている。

お題の「内灘夫人」とは関係ない。一番下の写真、東書やってくれるぜ、装丁も文字組もこだわった一冊だ。僕には金沢とは五木さんを感じるところ。

内灘夫人は金沢に縁がある五木さんの作品だ。内灘海岸である。この本はリアルな時代に読んでいる、ほぼ世の中から消え去っている、僕にとっての秀作、金沢イコール、五木さんの内灘夫人だ。

 

三越前の駅上がったら地下一のタロー書房へ
石岡さんの写真が素敵だ、40歳の当時キレッキレの頃の五木寛之 金沢時代かな。横濱にも長くすんでおられる。京都の時代もあった。直木賞受賞作『蒼ざめた馬を見よ』を収録、今年刊行された。
お薦めの一冊、あいかわらず、時代は同じようなことになっている何も変わってはいないとしか思えないな、という視点で視ると面白いと感じる。

投稿日: 12月 28, 2022

錦の千波さんのクリエイティヴ

カテゴリー: 開物成務
おいしい、おいしい千波さん、錦市場らしさでは一番です。どこにも出ない、ここだけ、の毅然とした姿勢が好き。製品にもそれが現れる。絶対の信頼と美味さ。インスタフォローお願いします。あらゆるものに高い創造性あります。これぞ京の錦の矜持。

投稿日: 12月 27, 2022

難関突破

カテゴリー: アルチザンな人たち

何はなくとも、松たかの親父さんの「勧進帳」へお詣り。智・仁・勇 です、ありがたくいけました。小松の海岸沿い。あたりまえの金沢駅周辺でなくて、空港から降りてすぐ直行。「難関突破」のご利益があると謂われる、別に今、難関遭遇しているわけじゃ全くないけれど、いずれ訪れることもあろうと、、、その為のお詣りです。「備えよ常に」のボーイの精神。

加賀のお城下は、まずに美術館の豊かさがあります。それはお大名さまが庇護した芸術の背景が今にも榮榮と続く文化としての背景。

陶磁器の美しいところに、美味い料理あり、と、MWLの格言。ムフフ

陶磁器、美術館、そして食。

何が小京都、全然、ぜんぜん また違うもの。さすが江戸時代トップの石高(こくだか)が、歴史を作ってきた。

この町の、いい出会いに感動です、素晴らしいクリエイティヴ 。来年の素晴らしい準備が年末にできました。感謝・感動と御礼申し上げます。

 

松本幸四郎、慶應時代の「野ばら咲いてる」のヒット曲の松たかのおやっさん。染五郎という言葉が一番しっくりくるなぁ。かっこ良かった、そのまま今の孫に代替わりしておられます。だから応援する孫。目元の涼しさはおじいちゃんゆずりです。

「安宅・住吉神社さんは全国唯一の難関突破の守護神。さまざまな難関を突破させてくれるというご利益ありという処。パワースポットの亀さんもおられます」

文化・美術、食の金沢。「いしかわ百万石」
金沢はおでん、第一試合に寿司を行きました。結構腹いっぱいなのに、第二試合を決行、ダブルヘッダーどすな。それも麩と大根、これをいっとかないと。とのお知らせを事前にいただいていました。そのままダブルヘッダーに行ったわけです。日程ないし。
「かに面」です、これも絶対にいっとかないとあきません。という情報を事前にリーク、時期も期間も限定のアイテムの最後の日々の今日この頃。旨かった。何よりも。ありがとうございます。フォッサマグナ手前の関西風のうす味の出汁は、そのDNAには沁み入る。味は文化。
「Nothing to declare」「 何も言うことはない」
ええ写真撮れた、加賀棒茶が出てきて うまいぜー。

投稿日: 12月 27, 2022

日本の翼

カテゴリー: 和魂洋才

加賀百万石へ、僅かな隙を突く出張。とても楽しみにしていました。陶磁器、美術館、食と、華やかな歴史を背景にした、京都とはまた異なる豊かな世界が。

投稿日: 12月 25, 2022

こういうお店になりたい。

カテゴリー: アルチザンな人たち

うちのテーマの曲、「サンシャイン・レゲエ」が頭の中流れます。♪ ♪

お洋服と家庭用品と雑貨がバランスよく、ウィットに富んだストアに成るというのが目的です。いろんな可能性を秘めています。

僕らの7年目が終わろうとしています。みなさま、たいへん、たいへん、ありがとうございます。

感謝と御礼、いっぱいの気持ちで今年を送ります。ありがとう存じます。

ロンドンのお店さんです、最近の写真。

 

 

 

 don’t worry , don’t hurry ,take it easy 

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