








間もなく新茶の季節がやってきます。いいお茶をいい急須で呑むと全然違います。煎茶はおいしくて、体に良い、日本人の優れた日常習慣です。急須で淹れるお茶の習慣を取り入れていきましょう。
切手の切れ目のように一つ一つを手で道具を付けていく穴、パーフォレーションといいます。靴のウィングチップシューズの穴のように開けていきます。一個一個にとても手のかかる、他ではなかなかお目にかかれない、小北條ならではの”こだわり”のある急須です。 創作の多様性を求めるのは小北條。一個のみの品です。LIKE NO OTHER 11,000円 税込









田中俊介さんが創る片手鍋、手製であります。鎚(つち)で叩き上げる。とても高いクリエイティビティのある「作品」であり製品です。世に銅鍋は数多(あまた)にあれど、私にとっては特別。詳細の美しさに宿っているものがあるなと「作品」を見ていてそう思う。料理が好きな自分には丁度いいし、料理が根っから好きな人におすすめしたい。ここでお伝えしたいのは、その創造性の高さ、同じように人の手から生まれるものなのですが、個人の感性によって、仕上がってくるものは別物、これほどに。その感性の波長が合えば、受け取り手にとっては一生ものになってくれる、そんなもの。日常に使う「作品」ってところでしょうか。なんでもですが、「美しいもの」にはそれを使うルールもあります。これまた丁寧に育てて行く必要があります。だからといって、面倒なことでもありません、ちょっとしたやさしさの一手間を加えること、丁寧に扱うことを意識すれば、ずっと付き合っていけるし、また育ってくれるのです。ものの美しさともののあはれが共存する、そんなもの。北原白秋の東京景物詩献詞の中の一節「公園の薄暮」、田中俊介の創る銅鍋には「北原白秋」の詩を感じる。美しいものを取り扱う細部なのだ。銅もさることながら、持ち手の美しさ。(個人の製品を見ての感想です) 持ち手の木の部分のこと ミルクパンの持ち手の木は「アフリカンパドック」という名前のカリンの仲間です。もともとの色です。色を塗っているわけではありません。 バンドソーで切った後、手仕事で削って仕上げています。塗装は、油性のつや消しクリアー(無色透明のつや消し)を3回ほど塗り重ねています。 色は何年かかけて徐々に退色していき、落ち着いた感じになっていきます。 そして 銅製品は最初はあの光り輝く10円玉のように光っています。そして使って行くうちに、馴染み、育ち、いつも見る10円玉のような色になります。銅の特徴、そこに丁寧な所作を一手間加えていると、いずれ随分と違うものになる。育てて使うものであると言えます。(取扱いの詳細は販売時にもお渡しいたします。)
田中俊介 / 銅製ミルクパン 価格:30800円 容量:満水時約800cc、実容量約500〜600cc サイズ:全長約290mm(持ち手含む)、直径約125mm、高さ約75mm ※写真のイメージよりも実物は小さく感じます。送料無料商品 食器洗い機、電子レンジはご利用不可となります。











ハイカラは、慶応元年創業「伊勢茶のかねき伊藤彦市商店」謹製の抹茶⼊りのお茶です。その内容は、まず抹茶には、 京都産⽯⾅挽き宇治抹茶を使⽤しています。お茶の重量に⽐した抹茶を混ぜています。そして、茶葉は北勢地⽅⽔沢の ⽟露と南勢地⽅⼤台町栃原の中蒸し煎茶を合組しています。抹茶、⽟露、煎茶 と、三つの個性の全く異なるお茶が重なりあってハイカラという名の調和が⽣まれました。個性の違うお茶がそれぞれの良さを出しながらもそれぞれに無い部分を補いあい、相容れないものだと思っていても、重なれば⾃然に新しい調和が⽣まれています。 ハイカラという名にふさわしい新しいお茶が⽣まれました。



ハイカラは四谷見附の「わかばさんのたい焼き」もしくは横浜中華街の「萬珍楼さんのあんまん」で食べるのが私の定番です。このお茶は美味しい。水色も美しく、伊勢の個性と京都の老舗の抹茶の個性が合体していますので、なにしろ。ずっと吞み続けられる定番です。
日本の陶器としての急須の茶聖、人間国宝・山田常山さんに師事(師匠として尊敬し、直接教えを受けること・今の時代になっても、どんなジャンルでもそれは重要で、それが出来ている人が若くとも高い領域にいるといろんな創り手を見ていてそう思う、急須とか陶芸に限りません、例え服であろうとも、独りよがりでない創作性という観点からは)されました。常滑急須の本流を行く人。そのなめらかですべらかな表現が常滑。他の産地にはありません。美味しいお茶を少しいただく、お茶がもたらす世界に世代などはありません、どなたさまにもです。到達している技術の高さを日常に。LIKE NO OTHER な作品だけを。




お家のお部屋にとって、掛け時計はとても重要なアイテムです。部屋のデザインを決定づけるとでも申しましょうか。しっかり作られている手彫り(上)の時計です。
ノミ跡 サイズ:丸い部分約18㎝ 振り子を含めた長さ約35cm 価格:15,000円 税込



ツルツル サイズ:丸い部分約18cm 振り子を含めた長さ:35㎝ 価格:13,000円 税込





愛知県の下の方、知多半島の田んぼには滑(なめ)らかで滑(すべ)らかな、陶器に適した粘土の土壌がありました。周りを海に囲まれた土地はさらに藻掛けという、海藻を巻き付けて、焼き上げて模様を出す手法の発見にもつながり、他の日本の中国地方の六古窯に見られる、緋(火)襷(ひだすき)という手法にも似たものです。言わば一番常滑らしい、風土が反映されているのがこの藻掛けという、常滑ならではのものだと思います。土は白泥(はくでい)を使用しています。朱泥、紫泥、鳥泥(うでい)とある土の中の、一つが白泥です。仁さんはよく使われています。茶こしは陶製茶漉しを採用しています。つまり自分で手造りです。仁さんの長い作家人生の集大成がこの急須に表れています。小さい急須だけれど、しっかりした存在感と佇まい、形があります。僕はこのセットがとても好きです。正直、急須展の間中に残っているのが不思議で仕方ないものです。
谷川 仁
サイズ:高さ:約80mm 最大長:約110mm φ 約95mm 容量:約130cc 価格:13,200円 税込
茶杯:一個2,200円 税込
お盆は「盤プロジェクト」の陶器製の折敷であり、お皿としても可 サイズ:約Φ 24cm 価格:6,600円










チェリー材に漆の切替塗りを施しています。経年で育っていきます。
価格 右上カップ:5,300円 左上プレート:5,300円 右下ボウル大:6,800円 左下ボウル中:5,300円



