投稿日: 4月 28, 2019

mujina 木工房

カテゴリー: Made With Love, THE 神奈川, お取り扱い商品

神奈川の木工房、mujinaの尾池さんの作品が並びました。一級建築士であり、好きな製品である木工品の構築をされ続けている尾池さんの作品、存在感がありながらとても使いやすく仕上げてあります。

■プロフィールmujina木工房 尾池 豪(Oike Takeshi)
1981年東京都生まれ大学卒業後、建築設計の仕事に携わる2014年頃から独学で木工を始める2016年神奈川県職業訓練校木材加工コース卒業同年mujina木工房として活動を開始2017年工房を川崎市麻生区に移設
生活に柔らかさや温かさを与えられるような木工製品を目指して日々制作しています。

■素材・加工について北海道や東北産の山桜を一つ一つ削り出して制作しています。木目は同じものはなくそれぞれ個性があります。また、形状もフリーハンドで制作していますのでそれぞれ微妙に違います。

投稿日: 4月 09, 2019

常滑へ。

カテゴリー: Made With Love

休みを利用して、久しぶりの念願の常滑へ。

富士もその美しさをたたえて。
今まではずっとクルマで来ていたのですが、今回は後の都合もあり電車で。季節外れに寒いですが、気持ちの良いいい天気でした。私たちにとってはすでに聖地です。ここにいることが楽しくて仕方なく、自然と笑顔になります。
最初に伊藤雅風さんの陶房をお訪ねしました。いつもながらに丁寧なお茶を淹れていただきました。美味しかったです。そして話がはずみました。勉強になる貴重でとても楽しいひと時を過ごさせていただきました。ありがとうございました雅風さん。雅風トレーナーがかわいい。
美しい作品が何か何気に、其処此処にあります。窯元をお訪ねする醍醐味ですね。
千葉光広さんの陶房にもお訪ねしました。真面目で直向きに創作に向き合う姿勢はお話しする中でわかります。アティチュードが作品の魅力になって、独自性に繋がっておられます。この新しいポットの白さが魅力的でした。
北條陶房さんを訪問。さすがな佇まいでした。常滑急須の伝統を継承する。
なんと、小北條さんにろくろの様子を披露していただきました。
今日一日が盛りだくさんすぎて、感動的なとても嬉しい、そして
新しい未来を感じさせる一日となりました。常滑の皆様本当に感謝、ありがとうございました。私たちの役割としての産地の方々の半端ない、急須への愛情を丁寧にお伝えしていくことを心新たにおもいました。

投稿日: 4月 07, 2019

手彫り木製品。

カテゴリー: Made With Love, THE 神奈川, お取り扱い商品

手彫りの木工製品の作家さんのお取り扱いがGW頃からスタートします。今まで味噌汁茶碗の取り扱いはありましたがこのようなモダンな表情でしかも作風がある木工製品は、あえてお取り扱いを控えていました。どこかできっととても自分達が納得する、素敵な出会いがあるはずだと。色んな作家さんの作品を扱わさせていただく私どものようなライフスタイルストアにとっては出会いが全てです。出会いとはお創りになっておられる作家さんの作品に向きあうアティチュード(姿勢)が一番だと思っています。そこに直向(ひたむき)な情熱があるのか、まず作品があり、そしてそのご自分の作品をどのように考えておられるのかというのが、これが不思議なくらい作風に出てまいります。年間にかなりの数のものを見ても好きになれるものは多くはない。そういう意味で今回も素晴らしい創り手の作家さんに出会うことができたと思っています。私達にはこの木工製品のジャンルは必ず必要なのであり、ずーっとずーっと探していたものでもあります。私たちのお店やその先におられる私たちのお店のお客さまに相応しい作品との出会いをです。神奈川で探していました、作家さんを。見本が入荷して今週末から店頭でご覧いただけます、入荷はGW頃です。

この素晴らしく、美しい木製品をご紹介できるのがとても嬉しいです。手彫り丸皿 小と大があります。¥3,500(税抜き)と ¥ 5,800 (税抜き)
木の温かみが与える食卓の表情ってのは間違いなくありますね。手彫り三角皿 小 ¥3,500 (税抜き)大 5,800 (税抜き)
一つはテーブル上で使いたいものです。手彫り変形皿 小 ¥3,800 (税抜き)大 6,500 (税抜き)
素材は僕の大好きなヤマザクラ、表面は蜜蝋のオイル仕上げ、ナチュラルです。
なんとかわいいじゃありませんか。トーストですよ。細かな手の入り込んだ表情は創作としての説得力がありますね。そして使って行って完成していきます。それが無垢の木工製品の特徴です。パンのお皿 小 ¥2,400 (税抜き) 大 ¥5,800 (税抜き)
無垢の素材を削り出しをされています。しかも神奈川で創っていただきます。
手で削り出します。手間も時間もかけて創作に向き合っておられて、一個一個が愛おしいような作品に仕上がっていきます。

Like no other MWL STORE

投稿日: 3月 02, 2019

春の急須展より⑤

カテゴリー: Made With Love

千葉光広さん、この緑の色の上品さや佇まいの静謐さ。焼きあがってこの表情が出るまでに時間がかかっただろうと想像してしまいます。詳細が美しいというか、常滑の手作り作家さんもの急須に共通することですが、手触りの良さ、しっとりとしっくりと来るこの素材感は常滑ならではのものでないかなと思うのです。美味しい煎茶はやはり急須があって完成します。その中でも手作りでしか出せない表情がここにあります。とにかくこの上品な色に見とれてしまっています。

なんと丁寧な仕事なのでしょうか。
魂は細部に宿る、その言葉が相応しいほどに詳細の美しさがある、一点一点にこもった気持ちが想像できてしまうのです。煎茶をいただき、器に見とれしまう、そんな時間が過ぎて行きます。
実に美しいですね。
静謐で知的な佇まいは、常滑の優れた急須に共通している構成要素だと思います。産地のつくり手の人たちの世代を超えた切磋琢磨がそれを生んでいるように思えてならないのですが。。。もっと知って欲しい、ワタシタチ日本人のモノづくりの心や原点。

投稿日: 2月 24, 2019

春の急須展より④

カテゴリー: Made With Love, お取り扱い商品

伊藤成二さんの急須、美しい平急須と言えば、それは伊藤成二さんの手によるもの。茶葉が面白いほど開いてその表情に驚きます。造形としての美と美味しさの一滴のために、辿り着かれた世界があります。

急須好きとしては持っておきたい平急須、ならば作家は伊藤成二さんになります。
手触りがほんとに気持ちいいんですよ。
取っ手と口先の長さの本体との絶妙のバランスが美しい。
この網茶こしの取り付け、うーん、うなりますね。

湯冷ましと茶碗 美しい
王道の中に見る革新性
どこから見ても、佇まいが決まっています。
土の表情がいいですね。

投稿日: 2月 23, 2019

John Leach

カテゴリー: Made With Love, お取り扱い商品

お待たせいたしました。ジョン・リーチのキャセロール鍋とティーポットの小が本日入荷いたしました。

日本の民藝を指導したバーナード・リーチの孫、ジョン・リーチさん民藝の遺伝子、ジーンが流れる。僕はジョン・リーチさんの作品が大好きです。

トーストのような焼け具合からトーストと呼ばれている。
紅茶をたくさん飲むイギリス人が使います。
小さなピッチャー
小さめのマグ
ジョン・リーチの窯、最高にかっこいいですよね。
日本の窯元のあり様とはまた趣が異なります。かわいいですね、こんなところで創っているのですね。
舞鶴のマディさんでも同じ光景を見ました、薪窯です。薪窯が創作に影響するのは間違いありません。そう思うとますます、マディさんの創作性は貴重であります。地元の土、自分たちで作り、形を創って、絵付けもして、そして薪窯で焼いていて、あの値段なのか、、、と思うと頭が下がります。工藝が好きでアートを愛していないと出来ないことですよね。それは遺伝子がそうさせるのでしょうね、あとは真面目で直向きな創作への思いとでもいいましょうか、イギリスの窯を見て舞鶴の窯元さんの尊さを改めて実感しています。美しいと言えるものがお好きなのでしょうね。素晴らしい生き様だと思うのです。
この火の廻りでの焼け方をして、「トースト」言われていますね。

何が美しいかがわかるまでには時間がかかる。美しいものが美しい。

投稿日: 2月 23, 2019

春の急須展より③

カテゴリー: Made With Love, お取り扱い商品
私どもは現物をご覧いただいてのお買い上げを推奨いたしております。まず作家さんの作品を見て、触れて、そして説明を詳しくお聞きいただきたいからです。
美術品との出会いです。使えてなお且つ美術品はそうない、茶にまつわるものには多くありますね。
山田 想 
出会っていただきたい。
常滑の素晴らしさに。

投稿日: 2月 22, 2019

春の急須展より②

カテゴリー: Made With Love, お取り扱い商品

丹下悦子さんの急須。これも常滑、懐が深い。女性らしさを超えた美しさがあります。なんか安土・桃山の時代にあったような、そんなものはないのでしょうが、どこかあの芸術が一気に開いた数十年の時代を思い起こさせる。(全てSOLD OUT)

金粒急須後ろ手
なんと、湯冷まし。
すごいとしか言いようがない。
金粒平急須
どんなお茶を淹れてやろうかと考えてしまうのじゃないでしょうか。

投稿日: 2月 22, 2019

春の急須展より①

カテゴリー: Made With Love, お取り扱い商品
清水小北條(しみず こほくじょう)さんの急須。清水北條(常滑市無形重要文化財指定、現在5名の内の一人)さんの子息にあたる、父の影響を受けながらも独自の美的感覚に優れる作家さん。父譲りの独特の焼締と素材が生きる轆轤の急須は美しいという言葉がふさわしいものになっています。
取っ手が特徴的、小さい方が、小さいのにとても力づよい作風に仕上がっていて、とにかく今回びっくりした作家さんです。常滑ってすごいな。形が洒落ていますよ。(SOLD OUT)