店舗の魂を込める壁はどんだけ忙しくても、自分で塗る、前回と同様。塗るためにペイントスクールにも行った。
ワンダーウォールの完成。環境対応ペンキにて、無臭。
店舗の魂を込める壁はどんだけ忙しくても、自分で塗る、前回と同様。塗るためにペイントスクールにも行った。
ワンダーウォールの完成。環境対応ペンキにて、無臭。
=元町店開業に際して時代対応させたフィロソフィーと原理として=
僕たちなりの京都の訪れ方。
ボキャブラリーの豊富さ、作家さんではないですからね、五木さんなんかと同じ、早稲田の伝統ですかね、すごいなぁ、ほんとうに好きです。
ASI Reisenは中欧の国オーストリア、チロル地方の旅行会社である。決して、ありがちな今時なITやDXの長者の会社ではない。
そうなのだ、「ウィーン分離派」の末裔の国なのだ。だからデザインの時代対応のセンスが傑出していて理解が高い。
本社の新社屋建設にあたり、ノルウェーの設計事務所「スノヘッタ」にデザインを依頼した。 スノヘッタとASI Reisenのスタッフは自然と人間の共生を主なインスピレーションの源と、デザインコンセプトを共同で開発した。
木造のこのオフィスビルは、環境フットプリントを最小限に抑えるように設計されている。オフィス空間は開放的で、特注のWorks 昇降式デスクが導入されている。設計事務所「スノヘッタ」はデスクの色にこだわり、マッシュルームと呼ばれるアースカラーを採用した。またオープンスペースのオフィスにダイナミックな動きをもたらすため、デスクのサイズは160 x 78 cmと特注サイズの180 x 78 cmを組み合わ導入している。
各々のデスクには、特注色ブラックのワイヤースクリーンの他、吸音効果がありプライバシーを保護するフェルトカバー、ペンや小物に最適な引き出しがアクセサリーとして取り付けられている。
仕事をする空間、日本は決定的に遅れている。これは何もお金をかけている事例ではない。詳細を見ていても極端に高いものを使っているわけでもない。センスとデザインとその思想の産物と言える、それが日本にはない。
いい仕事をしよう。人生は仕事で出来ているから。だからその空間は大事なのだ。
日本の新しい時代に向かって、「新しい都市と仕事の空間」を創ろうではないか、諸君!
コア・バリューとストーリーを生かした経営を、小さな時から行うのだ。
VITSOE Made in England
これまでも、これからもVITSOEで行く
究極のモダニズム VITSOE
イギリス好きの落としどころ。
生涯で乗った飛行機のそのほとんどは日本航空。飛行機から降りるときに機内でかかっていた曲はいつもこれだったのを覚えていて、これじゃない時は、どうしてアレかけてくれないの、、と思ったものでした。
いつも気持ちを、さぁ行くぞと、出張を奮い立たせてくれた、そんな曲です。歌ありとなしがあるのですが、機内でかかっているインストルメンタルが僕は好きですね。
Les Prairies atelier asako さん、亜紗子先生に個展の創作群に合わせたお花を入れていただきました。春らしい花がお店に入りました。「春香」たつお店の空気。お店の表現にとって、工芸の作品に添えられる花は、もっとも重要な存在だと僕は思っています。その表現いただくアルチザンの方との出会いもまた、他の店にはないものであり、店の独自性を演出し続けることができているのです。選ばれた花の集まりによってお店や作品は活かされるのであり、ただ作品だけがある場所とは異なる。それは石川町の裏町にひっそりと7年かけて咲いたこのお店もまた、この「街の花」だと僕は思っています。それはたくさんのお客さまに支えられて、お店も産地も、その作家さん達も存在することが出来る。遠く離れた都会の片隅で。ただ逸品の選びだけではなくて、この街があって僕らは存在することが出来てきた。これまでもこれからも。「類い稀なアルチザンな人たちの心」の集まりと、私たちのアルチザンの心で、この街とこれからも生きていきます。大都会の一隅の、この街だからこそ出来たこと、出来ることを追い求めてまいります。横浜のこの街が好きだから。
「継続は力なり」 フランシス・ベーコン
まあ茶でも一口すすろうではないか
哲学の域にまで達した日本の茶
「和・敬・清・寂」
極めれば、技は道に通ず
茶葉(ちゃよう)も急須も、極めれば道
美味しいものを美味しくいただくために
茶人、岡倉天心は中区本町、つまり開港記念館あたりであるが、の生まれである、横濱に深い関わりがある。そして私が茶に興味を持ったゆえんの人であります。東京大学出身。藝大の前身東京美術学校の第二代校長でもありました。その後東京芸術大学(登記上は”藝”でなくて”芸”であるそうだ、一般には権威のイメージを含めて”藝”を使うことが多いようだ。)の設立に尽くした人でもある。茶と美術、海外との開かれた心の接点、横濱ならではの背景から生まれる先取の精神と日本の折衷な精神の礎(いしずえ)を作った人だと思うのだ‐これぞハイカラ精神。原三渓などもその一人。横浜には横浜らしい人がいるものだ。三渓園の茶室など含め、あるいは当時の茶の輸出の拠点であったであろう山下町・山手町周辺など、浅からぬ茶と横浜の関係、実は深い。横浜は「茶と美術」で活かすべきであろうと思うのである。日本大通り周辺にある優れた開港時代の洋風建築はこれらで活かす、少なくともあってもいい歴史が存在しているからだ。金沢や盛岡は歴史ある建物の使い方が上手。
ハイカラは、慶応元年創業「伊勢茶のかねき伊藤彦市商店」にお願いしお作りいただいている抹茶⼊りのお茶です。その内容は、まず抹茶には、 京都産⽯⾅挽きの老舗宇治抹茶を使⽤しています。お茶の重量に⽐した抹茶を混ぜています。そして、茶葉は北勢地⽅⽔沢の ⽟露と南勢地⽅⼤台町栃原の中蒸し煎茶を合組しています。抹茶、⽟露、煎茶 と、三つの個性の全く異なるお茶が重なりあってハイカラという名の調和が⽣まれました。個性の違うお茶がそれぞれの良さを出しながらもそれぞれに無い部分を補いあい、相容れないものだと思っていても、重なれば⾃然に新しい調和が⽣まれています。 ハイカラという名にふさわしい新しいお茶です。
いい茶器といいお茶で生きて行く、感動的なお茶との出会いが生まれる、心の豊かさは日本のもの。