コンランショップ

去年12月に三井物産・三井住友銀行・日本政策投資銀行の3社により設立されたMSD企業投資会社にそれまで所有していたカッシーナから事業売却されている。そのMSDがこの4月から新会社の社長として白羽の矢を立てたのが中原慎一郎さんだった。これはすごい、久々に聞く素敵な話だ。インテリア界をゼロから知る叩き上げの実力派であり、何よりも人柄の良さを周知が認める人物であるからです。

コンラン好きとしては、東京ガスから始まり、様々な紆余曲折があったものの、落ち着くところに落ち着いて、これからはかなり期待が出来ると嬉しい限りです。インテリアはファッションと同義語、豊かになる社会が避けては通れない。

27年前にパリのコンランで買ったものを今も毎日、毎日ですよ、使っています。
コンランが創ったhabitat社 僕はこの会社が彼の一番の偉業だと思う
真ん中にあるのはバーレイというイギリスのブランド、モダニズムの中に、こういう旧いイギリスを見つけて挿すのがとても上手い人だった、実はそういうことが一番難しい、隅から隅までコンランの目が通っていた時代があって、この事業が形づくられた。
そしてデザインのコンサルタント、優れた初期を持つ会社がぐっと伸びるには色んなことを知っている人の力が必要になるってこと。具体的にデザインを指し示すことが出来る人のこと、デザインとは形だけにとどまらず、ストーリーやブランドそのものの思想を含めて、コンサルティングするということになる。伸ばそうとすれば、内にある力をどう引き出してもらうかにかかる。その投資が一番大事、けむたいことを言ってくれる人の存在。
HEAL’S もコンランが創っている、この袋のデザイン、彼が創ったものではないが、指揮をしている、そこが大事、全体の中の一点を指揮、指示できる人などそうはいない、デザインという視点だけでなくて、ビジネス、ビジネスの中にどう思想を落とすかにある。コンランはそれが出来た人。
ただ北欧風を装うことなどでなくて、本質への理解 
つまるところ、ここ、大きな俯瞰の小さな一点