今回の夏休み🌻旅行。最高にして、最大の目的は三月堂でした。10体を観(み)たく、四天王に逢いたくてであります。建物本体はもとより、そして10体全てが国宝である。無いな❣️バケツ🪣一杯ぐらいの汗かいたように感じる。それほどだったから、想い出深いものになった。この熱さ、暑さを超えた「熱さ」を思えば、元町通りは、海辺の避暑地であるは言い過ぎかな。お堂内は撮影できません。
法華堂の堂内には本尊の不空羂索観音像を中心に合計10体(国宝、奈良時代)の仏像がところ狭しと立ち並んでいる。これらの群像のかもし出す雰囲気は、観る人をしばし厳かな「ほとけたちの世界」にいざなう。堂々たる体軀で、悩める人々をどこまでも救いに赴こうとされている不空羂索観音像、髪を逆立て、忿怒(ふんぬ)の相もすさまじい金剛力士像、それぞれにほとけの世界を守ろうと多様な表情でたたずむ四天王像、それに東大寺創建以来今なお色あざやかに、金剛杵を振り上げ忿怒の相で仏敵より人々を守ろうとする秘仏執金剛神像(しゅこんごうじんぞう/特別開扉12月16日)など、天平彫刻の粋が集まっている。かつては本尊の両脇に(伝)日光・月光(にっこう・がっこう)両菩薩像がたたずんでおられた。今これらは吉祥天像(きちじょうてんぞう)、弁才天像(べざいてんぞう)とともに、耐震対策上、東大寺ミュージアムへ移されている。
平成22年(2010)から25年(2013)にかけて行なわれた法華堂須弥壇及び諸尊像修理事業で新たな発見があった。特記すべきは、本尊が立たれている八角二重壇の下段に八角形の台座や厨子・経机などの痕跡が見出されたことで、創建当初は日光・月光菩薩(梵天・帝釈天)、現戒壇堂四天王像、それに背面の執金剛神像の七体の塑像が二重壇の下段に安置されていたと専門家はみている。また巨像の梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)、四天王、金剛力士の8体はこれらの諸仏からおくれて法華堂に安置されたと考えられている。(この部分東大寺HPよりの引用)