投稿日: 12月 15, 2023

手仕事の極み

カテゴリー: アルチザンな人たち

昨日から始まったKo’da style さまの僅かに4日間の展示会。あと3日!

今年の夏はどうなるんだろうか、と思ったぐらいの夏だった。それが9月のティーファーム井ノ倉さまの茶会が起爆して(内容がもう感動的に最高でした)、本当にいい風をこのお店に運んでいただき、クリエイティヴシリーズの展示会がスタートしました。どの展示会も、ウルクストさまも、スタンプスさまも、ジュンチヤバリさまも大好評で、草ちゃんは言わずもがな、そして、コウ’ダ スタイルさまに繋がりました。継続は力なり(フランシス・ベーコン)であります。ありがとう、ありがとう、ありがとうございます。

行田さんの仕事の作品が全国で沸騰している、沸騰していると言って過言でない。旅人である。今年で鞄創りをされ始めて25年になられるという、なんということだ、僕が初めてお会いしたのは、昨日も話していたのですが、23年以上ぐらいの前のことになるのかなぁと、当時僕が住んでいた、世田谷の深沢の近くのボーンフリーワークスというところで展示会をされていて、近くにあるということで、その時に初めて作品を拝見させていただいている偶然。それからのお付き合いであります。

25年は長い、永いのであります。バンサンク。

今、うちの店頭にある作品の一つ一つのどれをとっても、帆布鞄の手仕事としてのレベルが高すぎる。あらゆるパーツの部分の詳細を拝見させていただくと、そう思う。僕はトートバッグをたくさん持っている、とんでもなくたくさんです。それらの中、技術・デザイン的に最上位に分類される、それぐらいの到達点がある、コウ’ダ スタイルさまの鞄であります。

量産品の鞄にはない、表情がそこにはある、それも種類が豊富だ、そして企業としての鞄ではない、個人の作家であるというところに、僕は魅力の集大成があるように感じています。

尊い、そしてご本人は、至って、いたって、謙虚なのである。そここそがコウ’ダ スタイルさん、25年の集大成なのかなぁと、僭越ながらも、店に並ぶ作品を見ていて、お話ししていて、そう思っているのです。

どうぞ、この機会に類稀な、優れた、到達している技術と、鞄としてのファッションに出会っていただきたいのだ。セミオーダーのバッグのお渡しは春から初夏にかけて、心を込めて創られる過程の時間を楽しみ、お待ちいただきたいのであります。気づけばあっという間ですよ。とにかく、お一人でされている仕事ですからね、そこが尊い、25年。

MWL STORE

25周年の風船をご用意させていただいた。
VITSOEの什器との相性もいい、バウハウス思想の生き残り、VW と VITSOE 、キーワードは LESS IS MORE だからこそ、VITSOE  LIKE NO OTHER 他にはないのだ。サスティナブル、これらの什器は全て、前の店舗、そして、ある会社のご引越しの時にありがたくも頂戴し継続使用しているものです。これぞサスティンの真髄、存在のない存在だけど、他に変わるものなどないのだ。店舗にとって内装とは全てのことを言い表す。お金だけでは買えないものがあるのです。店舗はリアル、ヴィジュアルだけで創られたイメージではない。手触りがそこにはある。GOD LOVES REAL. GLRなのだ。リアルをもっと大事にしよう。
なんともまぁ、いい感じですよね、右の壁の色は白く見えるのですが、ベンジャミン・ムーアという環境系の塗料を自分で塗ってます。自分で塗るってこと大事。自分の店なんだから。人のものじゃない。
彩光が最高な元町の1丁目 どうか、手触り、感じていただきたい。貴重なコウ’ダ展はあと三日。
長野県からのゲスト、長野にはご縁がありますなぁ。。。よく売れています。ありがとうございます。