青磁の丁寧な急須

青磁の急須として、美しいものが存在するのだということを知った、逸品である。三代・山田陶山さんの仕事は貴重である。どこから見ても釉薬のかかりが美しく、ろくろに至っては、私などが言うにはおこがましく、失礼であるぐらいに美しい、なんとも美しい形状であります、全ての作品がであります。

急須はそこを知り始めるとたくさん持ち始める、持ちたい道具である。だから多様性を求め出す。誰もが、ハマるとその沼に。

この作品は見逃してはならない、一つであります。とにかく青磁が美しい、そして注がれる口と、キレがもうすごい、指先の芸術である。常滑だけが到達している。特に茶器の詳細に対しては。眺めていて泣けてくる。

 

陶芸の中でも急須をつくる職人さんや作家さんのことですが、じつは焼き物の中でも急須が一番難しいと言われている。4つのパーツをつなぎ合わせるとき、注ぎやすさ、バランス、伝い漏れがないこと、蓋がしっかりと合わさることなどに気をつけてつくらなければならず、とても高い技術が必要とされる。

そして、急須といえば常滑焼ですが、その理由の一つに土がある。常滑の土はその地政学的背景により酸化鉄を多く含んでいるため、淹れるお茶の苦みがとれ、まろやかな味わいになるとも言われ、お茶の風味を崩さず、味わいを引き出すという定評があります。

右奥は売れました。左は残っています。実に美しい佇まい、凛とした。(両方とも完売しました1/25) 次回入荷未定
真摯な急須づくりでしか到達できない、経験と知見、ろくろをひくに、ぱんぱん製法の基本は大きいだろうと思う。山田陶山さんの作品。できる人いないし。これはろくろの作品です。茶漉しは保守本流の胴穴です。
貫入が完璧に美しい、釉薬だまりも、丁寧に作られています。本当に。出会えるようで、ここでしか出会えない、作品世界。常滑の土を生かすべく、中に釉薬はかけていません。