快適に過ごすための品質基準を満たす都市のトップ25。トップ10にドイツが3つも入っていて、安定的に上位に入る都市が多い、やはり第二次対戦後からの復興という視点でいいいますと、ドイツという国はすごいですね。いろんな基準をもとに決められているのですが、25の中に京都、福岡が入った日本も大したものです。ドイツから4、日本3、オーストラリア3ですが、イギリス人であるタイラーの自国とアメリカに対する評価は厳しくて、一つも入っていません。パリも19番目という評価だ。ドイツの各都市とイギリスとアメリカの各都市の違いは、似て非なるものと言うのか、ビジーさのことなのかなぁと、あまりにも忙しい国の大都市は排除される。そこに東京が2位で割って入ったってのは、ひとえにタイラーが日本が好きで、日本の状況にとても詳しいからなのかなぁ(笑)これも2020年版は出ていなくて評価のしようがなかったのでしょうかね。今年も難しい。
こういう指標で街を、世界の街を見て、100年の大計を建て、渋沢栄一のような次世代がまた出てきていただきたい日本なのです。若いうちに世界を見ておいていただきたい。今の東京の基盤は渋沢たちが作りあげたものです。オーストラリアって静かにすごいです、最近の状況を見ていますとね。今注目はオーストラリアですね。最近は国としてはっきりものを言いますし。資源に溢れていますし、その動物たちと同じで独自性が高い考えがあるように見えてきました。何年後かわかりませんが、この状況が変われば、若い人たちは世界へそれぞれ出て行って欲しい。日本は水素と豊な海洋資源、これの技術立国へ。オンライン上の技術だけじゃなくて、生業の技術に投資してもらいたいと大企業や投資家には思います。その代表が農業だよ。安全で美味しい農産物を余すことなく食べてもらいたい、そして生産者が豊になる社会へ。これらの都市たちにはその解につながるキーワードがいくつもある。それにはまず見て体験することが必要になる。