錦のよんとらさん、通販やってはりまっせ。すみっコ(コはカタカナ)は別。センスええわ、ほんま。京都人の密かな愉しみを地で行く人たち、数少ない。洛中やな、文化がな。
1月 24, 2024
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青磁の急須として、美しいものが存在するのだということを知った、逸品である。三代・山田陶山さんの仕事は貴重である。どこから見ても釉薬のかかりが美しく、ろくろに至っては、私などが言うにはおこがましく、失礼であるぐらいに美しい、なんとも美しい形状であります、全ての作品がであります。
急須はそこを知り始めるとたくさん持ち始める、持ちたい道具である。だから多様性を求め出す。誰もが、ハマるとその沼に。
この作品は見逃してはならない、一つであります。とにかく青磁が美しい、そして注がれる口と、キレがもうすごい、指先の芸術である。常滑だけが到達している。特に茶器の詳細に対しては。眺めていて泣けてくる。
陶芸の中でも急須をつくる職人さんや作家さんのことですが、じつは焼き物の中でも急須が一番難しいと言われている。4つのパーツをつなぎ合わせるとき、注ぎやすさ、バランス、伝い漏れがないこと、蓋がしっかりと合わさることなどに気をつけてつくらなければならず、とても高い技術が必要とされる。
そして、急須といえば常滑焼ですが、その理由の一つに土がある。常滑の土はその地政学的背景により酸化鉄を多く含んでいるため、淹れるお茶の苦みがとれ、まろやかな味わいになるとも言われ、お茶の風味を崩さず、味わいを引き出すという定評があります。
インド・アッサム地方のアッサムティー(リーフティー)にバラの花びらを合わせたローズティーです。バラの香りとアッサムの持つ独特の風味がバランス良くブレンドされたオリジナルティーです。サンチャとはサンチというインドにある世界遺産になった地名と茶を合わせた言葉です。サンチャ・ブランドは紅茶王国のインドを代表する紅茶ブランドです。
ティーバッグには環境にやさしい生分解性フィルターを使用
白岩 大佑(たいすけ)さんの、急須としては珍しい薪(まきとは木のこと)の窯の急須。ガスや電気でなくて木を使って焼いている、それによる恩恵は、焼きぐせがある、釉薬をかけない常滑で学んでいる、土を大事にする手法で土そのものと自然にかかってくる、あたかも釉薬をかけたような表情が特徴であって、それは焼き物をする人にはすぐわかるが、火の管理が難しく、歩留まり、つまり生産性、自分の基準を持つ人にとってはよくないものである。焼いたもの全てが作品になることは珍しく、作品となる基準を自分に課せば、上がってくるものはとても少ない、生き残るのはほんのひと握りである。それが本来の薪窯の性質なのだ、これで良しとして世に出すか、否かの世界で常に自分に問う製作の日々が続いていると言える。その見返りにどこにもない美しい表情を手にいれるとも言える。とても希少で貴重なのだ。当然のことながら、価格はそれなりの始まり方をする。焼いたもの全部が作品なるとは言えないからだ。
大昔は皆、木の焼き窯であった、名古屋周辺には1000から窯が存在していたと歴史にあるぐらい、それら全ては木で燃やしていたのだ。今や、いろんな背景があり、簡単ではない、土、燃やす背景、燃料としての木が容易に取得できる地政学的な背景としての立地、それらが全て揃ったとて、学びが必要になる、知見のことだ、生まれながらにない背景としての学び、焼き方やくせ、特徴のことだろう、それは教えてくださる先達に学び、それに加えてデザイン、ただ古いものでなくて、自分の考え、経験、地政学的思想すらを加味して初めて自分の窯になっている。北海道という豊かさである。それらは私たちが想像できる範囲のことであり、なんのなんの、それ以上の難しさが無数に日々対峙してたくさんあることが容易に想像はできるのである。
それらの現在の到達点を私たちは見ている、貴重であるとしか言えないし、レジェンド的な到達点でなくて、まだその半分ぐらいの年齢の若さで到達されているところに、驚きと価値があるように、この時代の白岩さんにである。少しこの世界を学べば容易に気づくことであるし、知れば知るほどに、その急須たちの表情がいとおしくなってくるのは私だけではないだろう。知っていただきたいのである。ただ美しさを美辞麗句で並べるだけでなく、本質をである。
簡単に表現してしまえば、すでに美術品の領域にある。日常使いがである。でも使ってなんぼである。
全ての種類で一律にうちは、税込で33,000円です。
完全にハマった。美味しいもの😋。
素敵なカナダ産のメ-プルシロップをいただいていて、もったいなくて置いていたのだ、さて何に使うのかと、しばしのペンディングと。やっと見つかり、これを参考にしようとするぐらいにいい番組だっので使い方の方向性も決まり、まずはパンケーキの基本ということで、昨日の朝食べた。
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本日、月曜日は定休日でございます。明日からのご来店をお待ち申し上げております。毎年この時期に一年に一度の規模で展開中の常滑焼急須展、中でも「逸品」ばかりの品揃えでお届けしています。
美しい急須の物語
地理的に日本の中央に位置する愛知、そこは太古の昔から焼き物が盛んであった、六古窯と呼ばれる日本の歴史的な窯業産地の二つを連ねる。その歴史を紐解けば、太古の昔の巨大な湖である「東海湖」の果たした大きな役割が見えてきた。南に常滑、北に瀬戸という、優れた窯業の産地が生まれた背景は、それに非常に適した土、泥、粘土層が大量に存在しているところにある。今の時代にはすでにその上に住宅やビルが存在し、昔のように簡単に採取できなくはなってきているようだ。そう、貴重なのだ。
650万年前~100万年前、伊勢湾北部から濃尾平野に至る巨大な湖「東海湖」があった。最大で琵琶湖のおよそ6倍の大きさだったとされ、その後の地殻変動によって東海湖は姿を消したが、堆積した粘土は焼き物に欠かせない原料となった。
当初は今の名古屋市東部が中心だったが、燃料の木々を求める人たちが南北に産地を広げた。約20キロ四方に1000カ所を超える小さな窯の跡が確認されている。
粘土質の露出が多い土壌を「床(とこ)が滑(なめ)らか」と呼ぶようになり、粘土は鉄分を多く含み、焼くと褐色になるのが特長である。海が近く船で物資を運搬できたため、瀬戸と違って大きな水がめなどを作って栄えてきたのが常滑の初期の歴史である。
そして江戸時代に生まれた朱泥の急須でも知られ、先に書くように、優れた焼き物に合う太古の粘土層の地政学的な地層の基本構成により恵まれている産地であること、その土をさらに焼き物、特に急須に合うように洗練された土として作り込む、水簸(すいひ)を行う、水簸とは粘土の精製方法のひとつで、採取した優れた原土(げんど)を水でかき混ぜて余分なものを取り除く作業のこと。水簸の利点としては小石などが取り除かれて、きめ細かい土になるのでロクロ成形がしやすくなる。欠点としては土の成分が水に熔け出して、本来の土味が失われることもあり。アルカリ分など作陶に有害なものも熔け出る一方、鉄分などその土独自の成分も水にある程度は熔けだす。という相互の作用はあるものの、表面が美しく、施釉せずに焼き締めているというのが、常滑の急須の大方の特徴であり、鉄分の多さが黄土色だった土が焼成により赤褐色の常滑らしい、この急須色となる。
この赤は自然に焼けていく過程で出る色である。「本朱泥」の土の特徴であります。しかし、今はいろいろな土が存在しています、それぞれに長所や短所は存在しています。
それらはすべからく(なすべきこととして)、煎茶を美味しく、心豊かに呑むためのものです。
急須、絞り出し、湯冷し、湯呑み、温度計、タイマー、情緒的な一つ一つの形状で呑む、お茶はうまいぜ。いいアイデアが浮かぶから不思議だ。
休みに、頭を回転させるのはお茶、お茶、お茶。