投稿日: 9月 09, 2020

ANGLEPOISE

カテゴリー: ディレクター私物

うちで売っているわけじゃないのですが、好きで家で使ってます。ピクサーの元ネタのあのランプですよ。順次増やします。

ブリティッシュレイル インターシティのデザイナー 結局、自分の好きなVITSOE もアーコールもアングルポイズもイギリス由来のもの。

投稿日: 9月 07, 2020

横浜美術館

カテゴリー: 街物語

久しぶりに横浜美術館らしい展示です。撮影許可されたものだけを撮影。

横美の外壁を覆う展示、耐震工事かと思った。
館長 、いい文章ですね、感動しました。僕も「毒」にドキッとしましたよ。「独学」「発光」「友情」「ケア」そして「毒」

『 ザ・ムーン 』

今年のMWL秋冬のテーマは『月』

投稿日: 9月 07, 2020

安土草多の酒器で家呑み。

カテゴリー: Liberal Arts

秋の夜長に酒器が入荷。

ハイボールグラス・うちで言うところの草ちゃんグラス。
上に比べて少し低い、ウィスキーグラス・大きな丸い氷でロックだぜ。
ワイングラス
片口の酒器とちょこ、グラスで呑む人肌燗(ひとはだかん)のうまさよ。

もちろん、外呑みの旨さが格別でありますが。。。

投稿日: 9月 07, 2020

おうちで、あてなよる。

カテゴリー: Liberal Arts
安土草多さんのハイボールグラスが入荷しました。それを境におうち呑みを始めました。
合鴨のパストラミ、ねぎ合わせ。旨くないはずはないよね。お皿は常滑の「盤」こういう場面には盤の登場を願うのです。

投稿日: 9月 05, 2020

Train horns of the year

カテゴリー: Liberal Arts
トーマスからの影響ですが、イギリスの鉄道が好きで、かっこいいですよねぇ。そういえば警笛が長いなぁと、いつも思っていたのです、こういうのがあるのですね、人や子供がいると鳴らしてくれるみたい、さすがトーマスのお国柄。今年の警笛大賞2019
サー・ケネス・グランジ先生のデザインによる、インターシティ125、通称HST (125とは開発当時の最高速125mphつまり時速200キロ出るよと言うことを意味していた、HSTはハイスピードトレインを意味する)1976年に投入ですから新幹線よりも後ですね。ロンドン・パディントンでよく見かけました。デザインした人の名前をでっかく掲げてくれるという、すげい、JR九州も見習わないとね。これも主要路線のパデイントンからは19年に引退しスコットランドの路線で余生を過ごしています。それに代わって投入されているのが日立が作る800形シリーズ。でも英国鉄道は日本の先生、日本の鉄道(国鉄、その後のJR)はイギリスに追いつくことを目指してやってきた。
イギリスは石炭大国だったので、電化区間の延線が非常に遅れていて、これも電化区間は電気、非電化区間はディーゼルという、日本お得意のハイブリッド思想でブリティッシュレイルのお眼鏡にかなった。新幹線のカモノハシ顔じゃなくて、昆虫顔ですよね。初期は日本で製造したでしょうが、今はもう技術も含めてローカル化し英国の雇用に貢献中。

さあ神奈川県の相鉄に乗ろうぜ。

投稿日: 9月 05, 2020

デザインモリコネクション展 開催中

カテゴリー: リスペクト, 私が選ぶスタンダード

黒に生かされる、モダニズムジャポネ。お茶碗の中側の装飾を意識することなどはあまりないと思う。食べれればいいという、あるいはあまりに日常なので意識していない、来なかった。でも、お茶碗を意識すると、ご飯の美味しさが変わる。お米の銘柄と産地を選ぶように、味覚と視覚の関係というのでしょうか。器の中でも最も大事な主食の器ですから。まずここ、スタンダードじゃないですか。

いろんな文献で森正洋を解釈しても、到達するのはモダンであったということ、和の要素にどれだけそれをバランスさせるかが到達点であったように思う。だからグッドデザイン賞の選定メンバーも選ぶのだろう。ロングライフデザインとよく言うけど、まずはデザインの良さから始まりますから。その基礎となる学びがやはり盤石だったから、生まれたデザインということ。

投稿日: 9月 04, 2020

CERAMIC STANDARD

カテゴリー: リスペクト, 私が選ぶスタンダード

このセラミックスタンダードの発行に際して、私が本自体の草案の制作を行いました。本の発行は2005年でしたが、私の頭の中には2003年頃からあり、2004年には誰にその本をデザインしてもらうかの選定に入り、当時類まれな紙媒体を作っていた伊藤くんにお願いしたのでした。当然のことながら発行する部数の大部分を引き取るという前提で、それによって、こちらの意思と思いの強い本の具現がなされるわけで。価格や発行部数を決定していきました。半年に一度のオールリセットボタンが入る、服の業界で本を発行しそれをシーズン超えてキャリーし売り続けるのは大変なことではありましたが。当時はまだ森正洋の本というか作品紹介は、堅い種類の図録とか目録、研究資料がほとんどで、もっと普通に、一般の消費者、特に若い世代、当時の次世代が手にとって、素敵だな、かっこいいなと思えるような本が無くて。それが欲しく作りたかったのです。何よりもそれに値する森正洋の全容だと思っていたからです。本当の素晴らしさとスゴさの理解がもっと進むとね。そして服を含めた新しい生活のスタンダードなスタイルがここにあると思っての発行だったわけです、スタンダード。もう学術的に素晴らしいという紹介のものはありましたから。。。そういう意味で森正洋を研究した、最初の素晴らしいデザイン本だと思っています今も。私がやりたい、いいなぁと思う表現は全て入っています。この後になって森正洋本は色々と出てきてはいます。ただしこの本はすでに絶版本です。amazonの古本であります。もう2度とは作れないだろう。この本が発行された年の秋に森先生は逝去されました、忘れもしない虎ノ門の居酒屋で飲んでいた時、20時45分頃に携帯に入電があったのを。でも発行時に先生にお見せして、とても、とても、喜んでいただいたことが、僕の最高の喜びです。

投稿日: 9月 03, 2020

森林公園

カテゴリー: Liberal Arts

根岸の森林公園はかなり坂を上がってきますので、坂の麓とは普段から1〜2度温度が違うように感じます、夏は少し涼しいし、冬は寒いという感じ、海からと陸からの風がかなり行き交うポイントになるので余計にそう感じるのかも。だから、もう夕方近くには少し涼しい、熱中症のリスクも下がってきたので公園に出ることに。

ほら、空はもう秋っぽい。
今年も先日から来てくれた。今年は場所が移動して桜山の麓に、ここの桜山の桜は春には大変見事なのですよ。
この子たちです。

My city by The Bay.

投稿日: 9月 03, 2020

デザインモリコネクション展 開催中

カテゴリー: リスペクト, 私が選ぶスタンダード
動物オーナメント 1964年発表 森 正洋 今見てもなんというモダニズムだろう。
これらの「森デザイン」が生まれたのは日本が圧倒的な成長に沸き始めた頃。まだmonoが不足していた時代、ここで言われている多くの人々というのは工場に従事している人であったり大衆であったわけで、それをいかに価格を抑えながら、量産化して、量的な普及に務めること、そして産地に潤いと作っている人の幸福をもたらすこと、さらにそこには、毅然としたデザイン哲学が存在するという、日常使いの中に存在するデザイン、それぞれの相反する要素の追求。工場で多くの人たちが関わり生産するのに、ちゃんとアートな手がかかる部分を残しているところとか、平めし茶碗が全くそうで、いまだに人が描いているものがあるのだから。先日見たバウハウス展の中でも同じような思想の部分の解釈を見た。美しいデザインがいっぱいあった、もうモダンというのは、ほぼこの時代に出尽くしていたのだなぁとバウハスのデザインを見ても思っていた。プロダクト、フォント、グラフィック、それぞれのデザインはこの当時で出尽くしているんじゃないか、これらに学ぶところがまだいっぱいあるんじゃないか、本当にこれらを見て学んでいるのか? これら以上に優れたデザインって何なのだろうって。是非バウハウス展をご覧いただきたい、まだやっているので、残り少ない期間だけど。グッドデザイン賞を112個持っている個人ってまぁいないです。また新聞や雑誌に取り上げられることがなくなっているけど、是非取り上げて欲しい、まず周辺から学んでから、バウハウスやミッドセンチュリーですね、どうしてそれらが出てきたのかというところから。

この写真の森先生がちょうど僕が会っていた頃2003年前後だ。辛口だった、でもユーモアたっぷりな表情も見せて。デザインに対して、いろんなたとえ例を街中の事象、つまりリベラルアーツ、社会潮流から引用して話されていたのがとても興味深くって、あらゆるデザインについて話されていたように記憶する。その時にファッションだなぁ、って思ったのです、モノは充足してしまってもうずいぶんな頃だったけれど、何が足りないってファッションという視点(生活用品の)だろうと、その時に「森デザイン」を俯瞰して見た時にこれはファッションだろうと思ったのですよ。この当時それからですよね、ファッションの店に食器だったり、家電だったりが始まったのは、今や当たり前になってますけどねその頃は数店しかなかった本気でやっているところって。バウハウスとイームズと森デザインは似た思想が流れていて、それは工場を使うというところ、モダニズム、そして大衆、そこが民藝と反価(反対の価値)にある部分だと思う。ワシリーチェアはパイプを工場で曲げているし、イームズハウスの積層合板の壁面などは工場で作ることが生産性と価格に貢献した、(ヘーベルハウスの考えや無印良品の家の考えはそれらに影響を受けていると推測する、つまり生産性と強度とデザイン、つまりモダニズム)その中にどれだけデザインを入れるかということで、そういうモダニズムの矛先のきっかけを見つけた人達なのだと思う。