ワークウエア

シュイナード・イクイップメンツの初代カタログ、この日本風の絵は初代パタゴニアとしての通販カタログに引き継がれることになる、その当時から米国以外で販売されていたのは日本だけだったろう、カナダはあったかも知れないが国境線が地続きの国なのでね。無論現物の見れないカタログ通販ファックスだ。パソコンすら無いね。そんな時代は想像出来ないだろう。そんな時代に関内に通販をサポートするオフイスがあった。そこから日本のパタゴニアはスタートしている。過去の情報で知っているんじゃなくて、実際に関内に電話して通販のサポートを受け続けていたから何度も、だから覚えている。クオリティに対する考えや、社会に対するアティチュードつまり姿勢は今と変わらない、いやもっとピュアだった。やはり原点が一番素晴らしい。ディズニーの話じゃないけれど、パタゴニアにとっても日本は特別な国なのだよ。今や世界中に販売して、軍服も作ってますけどね。シュイナードお父さん、元気で留守がいい。

本日は定休日です。が、パタのワークウエアを着用、以前サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ手前の丘にある、パタゴニアストアSFで購入した。ワークウエアの日本での展開がまだ未定だった頃。

大事な商品を検品する時などに意識を持って着用するエプロンだ。今日は人気作家さんの貴重な追加が入荷する日、今か今かと待ってます。大事な作品は、私自ら検品し、水拭きし、その後乾拭きする。いい人と出会いなよとココロを込めています。

日本のパタゴニアは関内から始まった。
パタゴニア伝説のバックポケ・デザイン、ちょこっと工具などが入る。エプロンと共地。上の写真の色に近いね。まだ来ない。
このロッククライミングショーツとしてのスタートがバックポケデザイン、短いのが特徴だった初期
そして長いのが出る。
そしてこれにつながる3年前のワークウエアの立ち上げ、ここにはやはりこのバックポケデザインを踏襲した。ヘンプで。彼らにとってヘンプの素材は必須だった。40年経ったけどね。
patagoniaがやるからには新しいワークのデザインがある。
使う人の視点に立ってる、同じような考えで大成功している会社ありますね日本に。アメリカにはワークなんてゴマンとありますから、そもそもアメカジはアイビー以外はワークがオリジンなんで、最も尊敬されているのはシアトルのフィルソン、「made in ここ」にこだわって、店の裏に工場が今もある。企画、生産、販売、雇用、が地元という最も尊敬されている企業ですよ。とにかく視察に行ってびっくりしたなぁ。パタゴニア以外でも尊敬される例がいくつもあるアメリカですから。でもパタゴニアがいいのはデザインなんだな、もちろん服、そして企業デザインがいい、ロゴじゃないですよ。
価格がね、現地では安いのですよ、アフォーダブルな価格。品質、素材、デザイン、着て、うけとる満足や人からの目、という総合的な衣料としてのブランド価値を考えて、安いということです。そんな服はあまりない。
ワークウエアのカタログの表紙、パタゴニアがやるとこうなります。

やっぱり服はいいなぁ。新しい服を買いましょうよ。